雑記


 昨日は自由が丘で大学時代の友達と久しぶりに飲んでた。本サイトでも「爽やか」で何度が言及している彼だけど、この歳になっても変わらず爽やかだった。昔からミスチルが大好きで、大学の頃も友達とバンドしてて結婚式でも新郎なのにキーボード弾いてた。結婚式における新郎の「仕事ができる」と新婦の「美人」なんて半分以上はお世辞なのに、彼の結婚式では上司は本気で褒めてた。そしたら同じ卓の高校時代の彼の友人が「あいつは高校時代は何一つ取り柄が無かったのになぁ」とぼやいてた。そんなことは今でもなんとなく覚えてる。だから彼は大学時代に爽やかだったのかもね。未だに理由はうまく説明できないけど。

「最近、聴く曲が無いんだよ」と彼が言って、皆でAKBについて話してた。その彼は海外赴任中で久しぶりの一時帰国で会ってたんだけど、オーストラリアでもAKBのVCはチェックしたらしい。「あんな下着なVCでいいのかよぉ」と言ってた。個人的にはジャケの時点でパスだけど(邦楽の時点で興味は無いけど、社会現象としてのAKBには興味あるかも)、まああのジャケじゃVCもそうなるでしょう。

「せっかく日本にいるから、TUTAYAで色々借りたいんだよね。だからカード貸して。ちゃんと返しておくからさ」という話になって零時回ってからTUTAYAに行ったのだけど、「そろそろ洋楽に興味出てきたからなんかお勧め教えてよ」と言われたので、Isleyの"Eternal"とStevie Wonderの"Songs In The Key Of Life" を薦めておきました。Stevie Wonderは誰でも知ってるけど、Isleyは一般人じゃ知らないから、「ジャミロクワイって知ってる?」「そりゃもちろん」「彼らの一番お気に入りの歌手だから」で薦めておきました。音楽友達のマルがそこからSoulにハマったから、一つの入口だと思ってます。

かなり長い前置きですが(笑
久しぶりに聴いてます。Eternalは文章がガキだがまあいいとしよう。今ならもうちょっと書けると思うけど、基本的なスタンスは10年経っても不変だし、やっぱりあの作品はIsleyのベストだと思ってます。問題は"Key Of Life"の方。Innervisionsを取り上げているから、Key Of LifeはずっとUPしてなかったんだよね。CMで使われた曲もちらほらあるし、たとえ邦楽だろうと普通に音楽聴いてたら数曲ぐらいは耳にしてるだろうし、彼がやってたキーボードでも楽譜に載ってるだろうし、本サイトでコメントしてないからといって特に気にする話でもないのだけど。そもそも彼はこのサイトなんて知らないし、Facebookは誘われたけど「Blogで手一杯なんだよねぇ」と断ってしまったしなぁ。

う〜〜ん、ダメだ。
Key Of Lifeを聴くと体がDeepなStevie Wonderを求めてしまう。そんなのInnervisionsとHotter Than Julyしかないのは分かっているのに。なのにStevie Wonderの極限の内省感が心地よいから。あの場所こそが自分の居場所。なんて彼に言う訳もなく(笑 無難にKey Of Lifeを薦めておきました。

そんな意味では、たとえ仲の良い友達であっても結構普通に接してる。彼ら(3人で飲んでた)と話す内容で一番ここに近いのは「殻」ぐらいだし、2001年の話なのに未だに飲み会で言われるから。昨日も言われた。「でさ、若井。殻と影は何が違うんだよ。10年経っても良く分からん」って。「影がある娘って、ようするにちょっと暗いっていう意味でしょ。殻は暗いワケじゃないんだよ」「で、若井は殻があるかどうかは見れば分かるっていうんだよね」「まあね、殻がある娘には惹かれる事が多かったね」って。

そもそも今まで面と向かってInnervisionsやR.やMy Lifeを周囲に薦めた事なんて無いからなぁ。じゃあなんでサイトではこんなに薦めているんだ?う〜〜ん、その質問は結構難しいなぁ。歌手の中で一番最初にシンセサイザーを使いこなしたのはStevie Wonderになるのかな?キーボードをやってたあの彼は、きっとKey Of LifeからStevie Wonderにハマると思う。オーストラリアに戻った後も、ネット等で色々と探すだろう。けど、あの彼は絶対にInnervisionsを聴き込むタイプじゃない。そんなのはこれだけ付き合い長いから考えなくたって分かる。本人が気に入る可能性がほぼゼロになのに薦めるなんて、嫌がらせに分類されてもしょうがない気もするから。

けど、この日本にはボクと同じくらい、いやそれ以上にあの世界を突き詰める人がいると思うから。それだけのポテンシャルを持っている人に紹介したいんだよね。いや、「とりあえず俺はこの地点までは来た」って言いたいのかな。素直に言えばそういう自己顕示欲があるし、それは否定できないか。


仕事の関係?もあって、最近ミルトン・エリクソンに興味がある。Stevie Wonderの感覚を突き詰めるには、こちらも意識しておくといい気がしているのも事実。
彼は極めて重篤な身体障害に悩まされていた。その中には1.ポリオ、2.色覚異常、3.失音楽症(音楽が理解できない障害)が含まれる。特にポリオに より、17歳の時に目を除く全身が麻痺した事は彼に重大な影響を及ぼした。一つには、回復するまでの退屈しのぎとして自分の家族を観察した事である。この 観察の中で彼は言葉の‘ダブルテイク’(ある言葉が2重の解釈を許すこと)、‘トリプルテイク’(ある言葉が3重の解釈を許す事)の発見や、言葉の命令的 側面(例「窓が開いてますね。」が「窓を閉めてください。」との命令を含意しうる事)や幼児の身体的発達過程への理解、そして何より彼の伝説的な観察力を 獲得した(例えば、彼は相手の首筋から脈拍数を数える事が出来たという)。

Stevie Wonderのように目が見えないことと、色覚異常&失音楽症のどちらがヘビーなんだろうね。そして目を除く全身麻痺か。ボクは顔半分だけで、それでもあれだけヘビーだったから、目以外の全てだったら一体どんな世界になるのだろう?それはちょっと興味があったりする。ミルトン・エリクソンといえば催眠だし、日本で催眠といえば苫米地英人になるけど、本も数冊読んでるが未だにちゃんとした位置づけが出来てない。人工知能をリアルに突き詰めたら催眠の方に行くのも、それはそれでよく分かるんだけどね。苫米地氏が自己概念をどういう形で定式化するか、そこら辺をしっかり書いてある本を読みたいのだけど、あまり無いんだよなぁ。個人的には自己概念は4つに分解できると仮説を立てているのだけど。

自己という意味ではダブル・バインド理論にも興味があるんだよね。統合失調症と性的虐待と海馬の発達についてちゃんと整理すべきだと思っているのも事実。その上で、やっと話題がマスカレイドになる。殻が酷くなるとマスカレイドになるから。というより殻と統合失調症の真ん中ぐらいがマスカレイドなんだよね。けど未だにマスカレイドだと思ったのは友達一人しかいない。Sisqoは間違いなくマスカレイドだと思っているけど。ここら辺については30過ぎて昔を色々と振り返ってやっと理由が見えてきたと思ってる。

/佑呂い弔ら鏡を認識するか=身体ベースでの自己像
⊃佑呂い弔ら嘘が言えるようになるか=他人の信念を想定・働きかけ
人はいつから相手がもつ自分のイメージと、自分自身が持つ自分のイメージを比較できるようになるか

以上のステップがあって、殻はの時のミスマッチなんだよね。特にネイティブな本人のタイプと、身近な人(たとえば親とか)が押し付けるタイプがずれていると殻ができる。今のところ、そんな仮説を立てています。まあそんなことしたって、俺のことを二重人格だと思ってる人には全く関係ない話なんだけどね。それは十分に分かっているけど、最低限のすべきことがあると思ってて。この本を読んでそう痛感したから。ズレた人は、ズレた人なりに掘り下げて、素直に書くべきなのだ。それが同じタイプの人への応援になるから。

ということで最後はどんどん音楽からずれていったけど、まあ「その他」のカテゴリーなんでこんなもんでしょう(笑 統合失調症の人が絵を描くのはTVとかでも見るけど、歌を作っているのは見たこと無い。なんでなんだろうね。同じ芸術であっても、小説(ストーリー)を作ること。絵を描くこと。歌を作ること。これらは何かが違う。その何かがもうちょっと見えてくると、個人的に楽しい世界になるんだけど。

これ以上、書くと長くなりすぎるのでこれぐらいで(笑
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あ、ひとつだけ。
気になって調べました。「失音楽症」
音楽の能力には非常に個人差が大きく、音感の非常にいい人から悪い人(いわゆる音痴)まで様々です。この中で、特に音楽感覚に問題がある場合を「失音楽症」と呼びます。失音楽症は生理的な欠陥により正しい音の認識と記憶ができない感覚性失音楽賞と音の認識と記憶はできるが正しく発声ができない運動性失音楽症に分けられます。

そうだったのか。。音痴といったら出来損ないみたいに聞こえるけど、「運動性失音楽症」といったら同情してもらえるかもしれん。今度使ってみようかな(笑
 



コメント
初めまして。俺は29の男です。いつもこのホームページでR&Bについて勉強させてもらってます。たまたまこのホームページを見つけ何気に見てたら想像を遥かに超えたモノに出会えたと思っています。ここで初めて知ったアーティストやアルバム、名曲があり過ぎてチェックしてはAmazonでアルバム購入してアルバム聴いて感動してます。何も詳しくないですが90年代良いですね。ホントにR&Bが好きなんですね。自分も好きですがレベルが違い過ぎます…。素敵なホームページにであえた事に感謝です。
  • KOTA
  • 2012/01/20 4:28 AM

R&Bが好きというよりもある意味、歌手と似てる境遇(実際は10分の1も無いと思いますが)だっただけです。正面で向き合っているかどうかは大事ですが、それ以上の好き度合いは比べてもしょうがないと思っていますし、「チェックしてはAmazonでアルバム購入してアルバム聴いて感動してます」と言えるならば十分にKOTAさんもR&Bが好きなんだと思いますよ。

朝の通勤電車で「昨日のUPは書きすぎたなぁ。帰ったら直さなくちゃ」と反省してたので、会社でコメント(1)を見た時はかなりびっくりしました(笑 会社からはBlogは見ることしかできないので、コメントがかなり気になりつつも仕事をして、家に帰ってきて内容をみて、あらびっくり。

こういう優しいコメントをもらえると、ついついこのUPを残してしまいそうで迷ってます(笑 
  • 若井寛
  • 2012/01/20 9:10 PM

アーティストと同じような境遇ですか。。そりゃR&Bに対しての思い入れから違うはずですね。俺は18の時位から洋楽を聴きはじめました。キッカケはHIP-HOPです。今思うとずっとHIP-HOPメインだったのですが、たまにR&Bアーティストが客演してる曲の感じってのが何か好きでゴリゴリのHIP-HOP感も好きだけどそこにR&Bアーティストが客演で入ってくる感じの曲調の方が当時から好きだったなぁと思います。サビの部分はR&Bアーティストが歌う曲調ってのはHIP-HOPでも全体のメロディや曲の雰囲気が優しくなったりとかの曲が多い気がします。自分は英語の歌詞の意味とかアーティストが歌で伝えたい事などが正直全く分からずに聴いてます。ただ、自分は曲調だったり声や歌い方、その曲の雰囲気などが好きで聴いてるレベルなんで(苦笑 SOLOやJOHNNY GILLはここで知りました。 「MY MY MY」シビレました。。SOLOは全曲良いなぁと思ってたら最後の「A CHANGE IS GONNA COME」がやけにグットきてこのホームページで調べたらSAM COOKEのカバーと知りさっそくSAM COOKEのアルバムを購入しました。感動しました。あの曲ってカバーしてるアーティスト多いんですね。日本でも今川清史郎さんがカバーしてたし。自分はSOLOのカバーが好きです。ホームページに出会わない限りホントに知る事はなかったアーティストと名曲だと思います。たいがいHIP-HOPアルバムで気になる客演は必ずチェックするのですが自分が知ってる限りではHIP-HOPアーティストでJOHNNY GILLが客演してる曲とかはなかったのでホントにこのホームページで知れて良かったです!KEITH SWEATは知ってましたがアルバムは持ってなくこれ見て買って聴いたらハマリました。「COME AND GET WITH ME」あのような感じの曲調が好きです。歌の入り方、曲調からたまりません。夜は部屋を豆電球にしアルコール呑みながらいつも聴いてます。しかしあのような曲は夜のアルコールに合いますね。すいません、自分はこの程度のレベルでR&B聴いてます(苦笑 400枚近いHIP-HOPアルバムを全て売りました。R&Bアルバムだけを集める事にしました(笑 まだ100枚はいってないですが。この歳になって本当に好きなジャンルはこれだ!と気付かされ向き合えた気がします。ここでチェックしたけどまだ購入してないアルバムがたくさんあるので。HIP-HOPも好きなんでJAHEIMのJUST IN CASEのようなミドルな曲も好きですが(苦笑
  • KOTA
  • 2012/01/21 12:59 AM

リスナー歴としても非常に興味深いコメントありがとうございます。所々にレスをつけさせていただきます。
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18歳で洋楽、最初はHip-Hopってのは確かにその年代の一般的な入口だと思いました。歌手が客演する曲の方に惹かれるなら根は歌派だね。けど、普通に洋楽を聴き始めるとラッパーの方がメジャーだから、そちらから聴き始める事になるのは確か。一般人でも知ってるとギリギリいえるのはAliciaKeysとUsherぐらいになるのかな。いや、未だにマライヤやホイットニーかもね。
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私は未だに英語の歌詞は最後にしかチェックしないので(笑 「アーティストが歌で伝えたい事を探す」というよりは「今の自分にはここまで感じ取ることができた」だけだと思ってます。自分が感じ取ること以上の意味が歌に含まれているからさ。それは苦労を比較すれば当然。歌を作り・歌う方が、歌を聴く方よりも100倍以上大変なのだから。

そんな意味では受け取れるレベルを広げていく方向にリスナー人生が向いていればいいのだと思います。なんかうちのサイトを見ていると色々と難しい事を考えながら聴いていると思われるかもしれないけど、そんなことないです。難しいのは昔に色々混線していた理由を探す事であって、音楽に対してはかなりシンプルに向き合っているつもりなので。
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My My Myにシビレなかったら歌派ではありません(笑 そうなんだよね。Soloを聴き込むとどうしても最後の曲なんだよね。Changes..は色んな人がカバーしているけど、個人的にはSoloのカバーが一番好きです。元歌に限りなく近い空が浮かぶから。
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私の記憶でもJohnny GillがHip-Hopに客演している曲は無かったような(笑 Keith Sweatは気に入る曲でタイプが分かれる歌手だと思ってます。Come And Get With MeはVCがビリヤードとかやっていて、確かに夜に映えるミドルだと思ってます。客演しているDoggyがいい味出してる。
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Hip-Hop400枚を捨てる必要もなかった気がしますが(笑、ラディカルさはある種の壁を越える時に必要な資質だとも思ってます。歳取るとどうしても無難になるからなぁ。
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最後に私が好きなHip-Hopですが、サイトの方にも書いているように歌手であれば、間違いなくWyclef Jeanですね。911に代表されるようにヘタウマな曲がグっとくる。って「歌ってるじゃん」と言われそうだけど。。それとボンザク。すごくバックトラックがメロウな曲があって、Best借りたけどまだ見つけれてない。

と言う時点でHip-Hopと合わないことがバレてしまった気もしますが、まあそんな所です(笑

今まで迷っていましたがSoloからA Changes is Gonna Comeと言われて、やっと書く決心できました。今から書きます。
  • 若井寛
  • 2012/01/21 8:26 AM

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