Javier Colon - "Come Through For You"

I'm a lucky manと言える凄さ


奇跡のようなデビュー作から一転、内容が不本意だった2作目を乗り越え、オーディション番組で優勝してシーンにカムバックしてきたJavier。以前に「どれだけ失敗時の境遇を表現できるか?」=「爽やかな仕事の失敗」を見せて欲しいと書いたけど、あっさりその上を行ったというべきか。この最新作は全曲、とことん明るいんだよね。

最初に聴いた時は3:Song For Your Tearsや14:October Skyが収められたデビュー作の方が作品の幅と深みの点において上だと感じてた。けど、数回聴いた後でなんか5:Happy Sinnerの出だしのI'm a lucky manという部分がずっと耳に残ってたんだよね。結局、彼は自分自身のこれまでの軌跡をトータルとしてI'm a lucky manとして捉えているのだと思う。その自己認識が本気で凄い。爽やかさの核を見たというべき感動。

前回、「爽やかだけで10曲以上作れるのはデビュー作の特権だ」と断言したのに、3作目も全曲爽やかさで突き通した。Javierはとことんこちらの想像の上を行くね。その核がI'm a lucky manなのだから、この言葉はそれ位に重いということ。その事実を痛感してます。

続く6:Come Through For Youも深い。アルバムの重心は5,6曲目だと思うな。この二曲を挟んで前半1〜4目は明るさがメイン、後半7〜11曲目は追っかけていくと奥底に痛みが見える。凄く微妙な差なんだけどね。まるでこのジャケの伏目がちな瞳のような・・・。第一印象は笑顔に分類されるけど、明るさだけではない部分があって、よくよく見ると悲しみが見えてくるから。裏ジャケの方がもうちょっと分かりやすいね。何よりも2作目のように帽子で隠していないのがいい。その違いは大事だと思ってます。

僕のように爽やかさから程遠い人生を歩んできた人は、デビュー作と同じぐらいに聴き込む価値がある作品なのは間違いない。丸一日、考え込んでしまうぐらいにI'm a lucky manという言葉は重かった。謙遜という意味では
 屬い─△泙世泙静慘呂和りません」
◆屐○さんのおかげです」

とか考えれるし、どちらかといえば僕は今までこちらの言葉を使ってきた。「今回はラッキーでした」なんて今まで一度も言ったこと無い気もする。そりゃ宝くじで一万円当たった時はを言ったけど、そんなのはどちらでもいい話だから。
改めて見ると、,砲麓己への厳しさと野心があるんだよね。△藁篝鼎併訐と礼儀正しさかな。結局、だからこそ爽やかに遠かったんだと、本作のおかげで分かった。「luckyだった」なんて人生をちゃらちゃら生きてるタイプの言葉だと思っていたけど、,筬△鷲要以上に重くしてるんだよね。特に´△鮃鼎じ調で言った場合はその度合いが強くなる。聞いてる立場に立つと明白。´△鮓世人は、悪い人ではないと思うけど、いい意味での気軽さが無いから。

そう思うと、今まででもluckyというべき時に違う言葉を使ってたし、分かれ道とでもいうべき大事な状況が3回ぐらいあったと思う。あの時、ちゃんとluckyを使えてたら、もしかしたらJavierのデビュー作の年齢で同じぐらいに爽やかな道もあったんじゃないか?と思い始めたら考えが止まらなくて。そしたら結果として本レビューが遅れてしまったです(笑 ぶっちゃけ今でもよく分かってません。正しい場面における正しいluckyの使い方って。luckyかぁ、luckyねぇ、う〜〜ん。

ただこれだけは言える。今回、この作品に出会えたことはluckyでした。

あれ、なんかluckyの使い方が間違っている気がするな(汗
結局、声に出して言う時は単語の選択よりも声の表情の方が大事で、文章においては文章全体からくる印象が声の表情に対応しているのだと思う。そんな意味では、自分が書く文章はまだまだluckyという単語とミスマッチしてるのだろう。luckyを太字で書いてみるとその現実が良く分かった(笑

とりあえず、今年はここから出発です。ちょっと仕事の展開が見えないので聴く&書く時間がどれぐらい確保できるか不明ですが、以前に書いてたTOPPING TP30も買って、Urbanと繋げたので家の中で音楽を聴く場所は増えたのはluckyだね。

皆様、今年もよろしくお願いします。





コメント

あけましておめでとうございます

Fel DavisのソロとJavier Colonの新譜 伝えられてよかったです

Javier Colonの新譜を最初聴いた時その爽やかさに混乱してしまいました

6曲目の「Come Through For You」はインディーの時のEP『The Truth Acoustic EP』から新譜にきた唯一の曲で、その時は「Come Through」という曲名で1曲目でした
クレジット見て驚いたのですが、この曲にはTommy Simsの名が
そしてもう一曲、8曲目の「OK, Here´s The Truth」にも彼の名前があるんですよね
8曲目はEPには入っていなかったのですが2007年頃に発表されていて、EPの後にリリース予定だったアルバムのタイトル名でもありました

これからもブログ楽しみにしています
  • Tour
  • 2012/01/03 11:28 AM

>Fel DavisのソロとJavier Colonの新譜 伝えられてよかったです
今年もオススメがあったらぜひ教えてください。ちなみにAmazonで評価が低かったCarl Thomasの4作目は買って今日届きました。

Tommy Simsが曲を作るなら基本的に買いだと思ってます。もっとインディー作品から収録して欲しかったのですが、最近AmazonでMP3として売っているでちょっと迷ってます。
  • 若井寛
  • 2012/01/04 10:37 PM


Carl Thomasの4thアルバムは自分も注文して届くのを待っている状態です
評価が低いのはやはり気になりますが、楽しみな気持ちのほうが大きいですね

Javierのインディー時代の6曲入りEPは もしよかったらまだCD BabyでCD-R盤が送料込みで約20ドルで売ってたりも
ついでに新譜とかぶっている「Come Through for You」もEP収録版はアレンジが異なっています
  • Tour
  • 2012/01/05 11:26 PM

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