Fel Davis - "Secret"

Playを歌っても声の痛みでPrayになる。それが理想のR&B


Public AnnouncementのリードボーカルだったFel Davis。彼らの1st:All Work No Playがとことん好きだった人には間違いなくお勧めです。R Kellyの後ろに隠れ正当な評価が遅れたP.A.は、デビュー作の時点で声に悲哀感が垣間見えた。逆に2ndはUPに振れ過ぎと感じてずっと紹介できてない。けどこのソロデビュー作はAll Work No Play直系の作品になっている。

本サイトが認定する90'S最高のVCを見れば、誰にでもFel Davisが抱える痛みが伝わる。この迫真の演技は彼自身がこの境遇を潜り抜けていないと表現できないレベル。このソロ作はどんな歌を歌っていても奥底に痛みを感じるし、その影模様にすんなり浸れるんだよね。まるで自分自身の居場所のようで全ての曲に寂寥感があったCarl Thomasのデビュー作と同じで、こういう曲を聴きこむのが大人の男への階段 と訴えたい気持ちもある。

本作はPublic Announcement時代のセルフカバーが多いけど、新曲の出来がいいんだよねぇ。このレベルならばセルフカバーがゼロでも買うに値する。先日Tourさんに教えてもらってYoutubeで数曲聴いてすぐに注文した。声の表情がPublic Announcementのデビュー作と同じだったから。今では2400円に値上がりしてるから、間一髪だったかも。

01:Play It Againが名曲。このPlay感が感激。これが本サイトの理想です。PlayがとことんPrayになる。それでこそ男の人生。此処に同意してくれる人なんて1%もいないと思うけど、あのVCを見てくれれば少しは伝わるかな? PlayとPrayは対立するものじゃない。突き詰めていくと重なっていく。この重なりを表現するのは昔からR KellyとPublic Announcementだった。だからこそ、本作がその延長線上にあるのが感激です。

02:Treat Me Rightは明るい曲なんだけど、この声がいい。JaheimやマクナイトやAnthony Hamiltonは皆が認める良い声だけど、個人的にはFel Davisもリストに登録していいと思う。痛みの感覚でいえば彼が一番だ。3:John DeはPublic Announcementの2ndからのカバー。実際、あの2作目では本曲が一番良いと思ってた(UPで言えばちょっと物悲しいPapiかな)。そんな意味では選曲はすごく納得。

04:Secretの良さ。アルバムタイトルに選ぶのも良く分かる。05:All Womanもいい。基本的にSlowがメインの作品なのでこの声に合わない人は詰まらないと感じちゃうだろう。この痛み感がツボにはまるタイプなら愛蔵盤間違いないです。

他にもいい曲は多いのだけど、12:100 Percentを緑にします。それが本サイトの基準。この曲には奥を感じる。突き詰めていくと何かが出てくる。あのVCを何百回と見て、90'S Best Video Clipと体を張った立場として断言できる。01:Play It Againと12:100 Percentがあの曲の先にある。ただこの曲は短いんだよね。だから見えそうで見えない。

ということで、真に申し訳ございませんが明日は仕事が早いので今回はこれぐらいで。。明日以降はこの二曲だけヘビロテするので、先が見えたら追加しますね。

PlayがPrayに繋がる痛みと、PrayがPlayに繋がる明るさ。人生はこの二つあればいい。
Fel Davisはきっとそう思って生きてるだろうし、僕もそう思って生きたいと思っています。「Fel Davisのアルバムは個人的に凄いよかったです」と言っているTourさんも同じかも(笑





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