歌を聴く理由。紹介する理由

[2011/08/14]
通りすがりさんとコメント欄で話をしていたのですが、うまく自分自身でも説明できない事ってある。
だからまず最初に思いつくことを整理してみました。

A:聴く理由
A1 直感 TV,ラジオ,お店等で曲を聴いてシンプルに良いと思った 聴きたいから聴く
A2 継続 同じ歌手の以前の作品を気に入った。(好きな歌手に似ていると紹介されてた) 今回も良い作品なのでは?
A3 HIT HITしてる(現在・過去) HITしたのなら良い曲だろう
A4 興味 ほめてる人がいる(友達、参考にしているサイト、口コミ) 話を聞いて/読んで、聴いてみたいという気持ちが出てきた
B:気に入った理由
B1 標準 メロディーが良い 発展性・段階性....
B1 標準 リズムが良い 対称性・反復性.....
B1 標準 テンポが良い BPM
B1 標準 歌声が良い 澄んだ・ざらついた・包み込む・ささやく....
B1 標準 コーラスが良い コーラス部分の重厚さ・ソロパートの奔放さ...
B1 標準 歌詞が良い 詩が良い
B1 標準 シャウトが良い ほとばしる感情こそがコア
B2 同類 歌手と自分が似てる気がする 歌われている状況での歌手の立ち位置が参考になる
B3 対照
歌手と自分が似てない気がする 自分が持ってない面に対する憧れ
B4 補完 歌手と友達・恋人が似ている気がする 聴いていて居心地が良い....
C:紹介したい理由
C1 素直 良いものは広まるべきだ 良いという理由は?
C2 運営 サイト・雑誌等の運営的な理由で月○作品はとりあげる 個人サイトに必要なの?
C3 義理 この歌手の作品は取上げざるをえない(有名だから、話題になっているから、前作を紹介したから) 義理人情は大事だけど

とりあえず思いつくことを書いてみた。
すると一般的にはC1でかつ理由としてB1を書いているのだと思う。本サイトが「独特」と言われるのは、B1のウエイトよりもB2〜B3を通じて感じる「歌手の個性・人間性」への言及が多いからだと勝手に思ってます。もちろん曲を通じての感覚だから本当に歌手自身を捉えているとは思ってない。作品と作者の間の独立性は他ジャンル(小説等)でも沢山の議論があったけど、完全に切り離すことはできない&作品は作品として鑑賞すべき が結論だと思ってる。

けど、その歌手の全作を集め始めたら、特に一般的に評価が低いアルバムと知っても集め始めたら、それは収集欲以上に「歌手の個性・人間性が好き」なんだと思う。じゃあ歌手の個性・人間性って何なんだろうね。まじめに考えると、ここら辺から急に難問になりそうな予感。


[2013/01/07]
SPINEさんに指摘されて歌詞を入れましたが、よくよく考えるとこの問題は深いかも。
歌詞が良いってさ、その本質は何? とりあえず「詩が良い」で逃げてしまったが、これは同語反復みたいなもの。

|も気づかないほどの単語の組み合わせなのに、一度みるとものすごくしっくりくる
△箸海箸鷂朕妖な内容がつづられているのにそこに共感してしまう
F睛銅体が自分(もしくは僕ら)の答えとなっている
ぢ慮海鬟瓮蹈妊ーにすることも、詞にすることも、実は達成度としては同じなのかも

とりあえず思いつくことはこれぐらいかな。個人的な書くことについてはHP時代に書いたので。
けど、よくよく考えるとメロディーもリズムも歌詞と同じぐらいに掘り下げるのかもね。言語化されてないから難しいだけで。

頭と心と体があって、(Soulは横においても)、これらは相互に関連している。
類似させるとテンポは体に近いと思う。体は基盤であって生存を保ち種を保存するように動く。失恋で食欲が無くなることはあっても、排泄に関する生理欲求は消えない。テンポもそう。どれだけ悲しみ強くても、あまりに速いテンポの上には表現できない。無理やりしたら、相手への非難という攻撃性の方が出る気がする。

心はメロディーと対比させて、頭は歌詞と対比させればいいのかな。個人的には歌詞よりもメロディーを意識しているかも。いやシャウトだ。あれ、シャウトって表に無いぞ、、、いかん入れねば。

うーん、頭痛くなってきた。今日の考察はここまでで。





コメント
おもしろい!

ところで、
気に入った理由の中に歌詞に関する項目が無いのは
どういう意図でしょうか?あるいはB2以降にそれが
含まれていることなのでしょうか。すごく興味深い
ところなのでつい!
  • SPINE
  • 2013/01/05 12:21 AM

すみません、単純に忘れていただけです。
どれだけ歌詞を気にしてないかバレてしまってますね。SPINEさんのように英語が得意じゃないのもありますが、歌詞に関しては裏切られた事の方が多いリスナー生活だったので(笑

今までで一番良かったのはCaseのI'm the desert without the sandかな。やっぱり。この圧倒的な喪失感がたまらん。
  • 若井寛
  • 2013/01/07 10:55 PM

> あるいはB2以降にそれが含まれていることなのでしょうか。
> すごく興味深いところなのでつい!
この部分のせいだね。だからどんどん掘り下げてしまった(笑 個人的なことしか出てこないのは、ジャンルが歌詞だからかな。

B2以降に含まれているという捉え方じゃなくて、
歌詞が生み出すB2以降
メロディーが生み出すB2以降
声が生み出すB2以降
というように各B1がそれぞれの空間の色を作っていると捉える方が一番いいのかもしれません。ただ、リズムにそこまでの表現力があるのか不明だけど(さすがにTimやMissyクラスでも)

問題はこれらのB1が描く色がチグハグな場合だけど、完全に一緒じゃなくてもいい気もしてます。補色の関係じゃないけど、B1のひとつぐらいはワザと逆を入れた方がいい作品になる気もしてて。

ならば以前に書いたようにバックのコーラスだけは完全客観で、ソロ本人はとことん主観で吼えるような歌が個人的には好きだけど。

昔、共感覚の大事さについて苫米地氏が書いていたけど、結構事実をついていると思う。
共感覚を意図的に鍛える価値はあって、2番目のリンクのようにLSDに頼る必要はなくて、単にライトフローテーションタンクでいけるんだけどね。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%B1%E6%84%9F%E8%A6%9A
http://www.bllackz.com/2012/01/blog-post_5404.html
  • 若井寛
  • 2013/01/07 11:52 PM

うーん、各B1が空間の色を作っていると捉えると、そもそもの空間って何?という問題が生じる。結局、空間というのは歌が生まれた状況なのだと思う。

B1は伝達手法であって、B2以降こそがメインで、そこから空間を逆構成するのが聴く作業なのかも。

だとすれば、歌が生まれた状況という空間自体を想定した後、丸太棒を10本ぐらいでそれを支える骨組みを作りたいというのが、うちのサイトのコアかもね。

とりあえず、これで書けることは書ききった感があるので、続きはまた一年後ぐらいで(笑
  • 若井寛
  • 2013/01/08 10:40 PM

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