最近のこと(岡村発言)

藤田氏の問題提起から始まった本件、すぐに本サイトのTOPに書いたけどNHKのチコちゃん降板署名まで行くとは思わなかった。相方の矢部がああいう形で発言したのもびっくりだけど、そこでの「結婚してないから大人になれない」についても賛否両論。岡村の発言の酷さの合意はあっても、そのあとにもこれだけ意見が割れるのも珍しい。チコちゃん降板は「ネットいじめ」と受け取る人もいるから、NHKとしても判断に迷うのは分かる。

 

常識的に考えればまずは発言をした深夜ラジオ番組の降板だけど、深夜番組だからこそ定期的に風俗ネタも取り上げてて、話題にするなとまでは言えない。降板署名が子供がみる番組を対象にするのは一定の理(ことわり)もあるから「いじめ」までとは思わない。たださすがにチコちゃん番組を降板すべきかどうかは、その番組の中での発言で判断すべきだとは思う。

 

判断に迷うのが矢部発言の賛否。一番腑に落ちたのはこの方の意見。すると必然的にそういう友達同士でしか通用しない会話を公共電波に乗せる価値があるのか?という議論になる。その判断は岡村のラジオ番組を普段から聞いてたリスナーだと思う。「不快感をもった人はリスナーではない」というカズレーサーの意見は正しいが、矢部は岡村だけでなく岡村の風俗トークにも親近感を抱いていたリスナーに向けて語っていたのだと。結婚することで治る部分があるのは自分を振り返っても同意する。周囲でも結婚後にも風俗通う人もいるから、結婚だけでどうにかなる世界でもないとも思うが。

 

 

本当の問題はこの先にある、性とお金との関係。昔も「援助交際」って言葉があって、ここ数年は「パパ活」になった。中身は変わってないけれど、この20年で日本は貧しくなった。コロナで学生のアルバイト先が大変なことになり、今後もっと酷くなる可能性が高い。性産業で働く人々の保証は二転三転した。税金を払っているかどうか、確定申告の有無や反社会勢力に補助が流れない仕組みも大切だが、個人向けの保証は絶対必要。キャバクラや耳掻き、アダルトビデオまで含めれば、男性で全く無縁な人は稀だと思う。理念だけで禁止すると反社会勢力と結びつくのは禁酒法をみても結論でてる。ギャンブルもそう。完全禁止は無理。そこを理想論だけで突き進むと共産主義と一緒になって、余計に不幸な社会になるのはもう明白じゃん。

 

風俗営業の範囲は法律で決まってるけど、そこにはパチンコやゲーセンも含む。性風俗産業=性産業の範囲は確定すら困難。NTT-Xのぶっ飛んだ学生の定義が話題になってるけど、本気で性産業を定義するなら「サービス提供者の性別で値段が変わるなら性産業」だと思う。厳密にするために身体接触を入れてもいい。それでも握手つきのアイドルは該当するから大反発かもね。裸の有無も一つの基準だけど、完全に裸でなくてもそれに近い格好も該当するだろうし、そしたら水着も含むような。。

 

別に無理やりアイドルまで含めたいワケでもないけど、ここら辺を議論すると「デートで男性が女性に奢るのと大して変わらない」という意見にもなるし、単なる性別でなく個性で惹かれてるならば推しメンはガチ該当。隠れてファンと付き合うアイドルも零でないなら、線引きなんてもう無理。耳掻きに五千円は?だけど、CDや写真集なら五千円でもオッケーというのもよく分からない。一般的にもメイドカフェと耳掻きはほんとグレーゾーン。

 

結局、根本的には男性の方がお金を稼ぐのに有利で、男性の方が性欲が強い※。

だから、女性が性提供する仕事ができて、職が無い人が、そこに就く。

これはもう誰も否定できないどこの国でもある現実。

ここからwithコロナの時代にむけてどうしていくか。

 

色々と突き詰めて考えても同じ場所に戻ってくることはよくある。8割はそう。

 

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風俗通いを浮気とみなすか、MeTooの時代になってどう変わったのだろう。「風俗ならばしょうがない」という合意ができてる夫婦も身近にいた。けど、結局離婚した。風俗通いが直接の原因ではないけど、さすがに年に数回通ってたら夫婦喧嘩のときに躊躇が減ると思う。そうでもあっても、結婚したらアダルトビデオも全面禁止と言われたら、殆どの男性にとってはキツい。夫婦間の性生活も含めてどんな未来が待っているのか、結婚前は「セックスレス」という極端な例以外の情報が少ない気もする。これだけたくさんのジャンルを乱読してても正面からとりあげていたのは坂爪氏の本だけだから。そんな坂爪氏が今回も性産業の女性支援の前線に立っているのはうれしい限り。

 

問題提起をした藤田氏は若い女性のためにも奨学金の充実などを提案しているけど、9月入学などの案が出ている今だからこそ、改めて大きな範囲で考えたいとは思ってる。今の大学・大学院をこのままの形で残しても悪くなる方向しか見えないと思う。製造業は中国に追い越された面が大きいけど、学問分野であってもかなり越されてる。今回のコロナに関する専門誌への論文投稿において日本が殆どないならば、テレビなどで専門家として持ち上げていても、世界基準におけるレベル感ははっきりさせないとダメという記事(いま探しても見つからないが)は正しいと感じる。もちろん向こうは人口10倍以上だから、母集団と競争率の関係で日本が優位に立つのも困難だが。

 

3月頃は「アフター・コロナの時代」という言葉の方が多かった記憶だが、そんなに甘くないという現実が認知されてきて、今はwithコロナに変わった。非常事態宣言自体は長くても半年だと思うけど、ソーシャル・ディスタンスなどは当分続くと思う。コロナが出てくるまでは「人生百年時代」がキーワードだった。80歳までは何かしらの形で働くことが想定される未来像。今回のコロナで老年層の死亡率が一番高いから人生百年時代も見直しになるのか、それは現時点では分からない。でも人生における労働と教育の組み合わせは根本的に考え直した方が良い。高卒18歳〜院卒25歳までを学びの期間として、その後40年強を働く期間とする基本設計は令和の時代になっても通用するとは思えないから。

 

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※「男性の方が性欲が強い」は厳密じゃない。男性の方が視覚優位だから脳内パルスの立ち上がりが早いというべきだと思ってる。本当は底なしの女性の方が強いと思うし、それはこういう形で何度も芸術作品で表現されている。男に生まれた限り、この地点まで行くべきだと思ってて、そしたら最低限のパートナシップは前提条件になるのにね。三大欲求の中で性欲にそこまでの価値を与えるのか? 単純な性器への快楽だけならTENGAのほうが上でしょう。だから視覚や声や肌の温かさとかの合計。けど、キャバクラで口説くのは性欲よりも承認欲求だから。もうちょっとこういう部分も掘り下げた方がいいと思ってる。

 

 

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