Tinashe - "Nightride"

History Disc2


これだけTinasheについて書いてきたけど、本作だけは良さがわからない。 「何度か聴いたら分かるかも」と思ったけど、気に入ったのは15:Ghetto Boyのみ。全作気に入るなんてありえないから、この反応が普通なのだが。逆にジャケとしては一番センスを感じる。アクエリアスは美人ショットだけど画像処理しすぎでは? セルフタイトルの宝石キラキラはタイプじゃない。

【視線の角度を変える】
一番ストレートに表現したら、このジャケになるのは120%納得。複数の視線を一度に表現するなら普通はキュビズム、特に『泣く女』。あの絵を中学の美術の本でみて、「美術が合わない」と思う人は30%はいるんじゃないかな。いまwikipediaをみるとキュビズムの初期の評価は低いんだね。そりゃそうだ。書いてる人は楽しくて、見てる人はちっとも楽しくない。中学の授業でキュビズムを見て違和感もった時にネット調べるだけで間違ってないと知れるなら、良い世の中になったね。 

 

このジャケは視野角も抑制され、モノトーンで違和感も抑えている。鑑賞者視点でなく本人視点で重ねているが素晴らしい。アレだけ有名な絵に文句つけていいのか分からないけど、こっちの方が良い。鑑賞者視点より本人視点の方が上でしょう。前回の考察では「本人が言葉にしているか分からない」と書いたけど、ジャケで表現できるならビタイチモンの文句ないです。

ここの感動を頼りに聴きつづける。05:Sacrificesのタイトルをみたときに合点。ならばHisotryのDisc2と並べて聴けばいい。けど、あの作品をまともに聴いたのって日本でこの人だけでは?当時の音楽雑誌のレビューも刺さるものが無かった記憶。07:Soul Glitchも面白いタイトル。どう聴いても幸せの正反対。つきつめるほどにHistory当時の違和感に重なる。タイトルにglitchなんて単語を使うのも初めてみた。

この作品を本気で好きといえる人は、日本に一人はいるとおもう。僕は脱落。その人が書いた文章は見たい。少なくとも西寺氏の文章は当時感動したから、本気の聴きこみを読む価値は絶対にある。

2016当時はこの作品。それが2019はSongs For Youになるのだから、この3年間は成長なんだろうね。同じレベルはやらない気概は感じる。そんなことやったらミックステープまで買ってくれるファンを冒涜する。そこはちゃんと分かっているんだね。こういう部分は自力で浮かび上がってきたアーティストの良さなのだろう。
 

0



    コメント
    コメントする








       

    All List

    Categories

    Selected Entry

    links

    recent comment

    profile

    search this site.

    others

    mobile

    qrcode

    powered

    みんなのブログポータル JUGEM