Ahmir - "The Gift"

00年代最高の4人組


07年ぐらいに新宿のDisk Unionで買いました。インディー作品だけど、かなりの傑作です。そもそも00年代に4人組がデビューすること自体が稀だけれど、本作は90年代に発売されていても確実に売れたと思う。それ位にレベルが高い。だから買った当初にHPに書いた気がしてたけど、改めて探したら見つからなかった。おかしいなぁ。

最近、Amazonでも購入できる事を知ったので(横の画像をクリックしてください)、改めてご紹介します。私が持ってる作品は全20曲で曲順も微妙に違うので、Amazonで買える作品は08年発売の再編集盤だと思います。ジャケもタイトルも同じだけどね。両者の収録曲の違いに言及しながら、基本は持ってる盤の内容で紹介します。(元盤の曲順は必要ないと思うので省きますね)

The Wedding Songの良さ。この一曲で買い決定間違いなし。YouTubeでも見れるので、これを聴いた瞬間に注文してしまうのが正しいR&Bリスナーというものでしょう。

曲が良くて、リードが良くて、コーラスが良くて、なおかつ黒い。まさしく08年の結婚ソング
Jagged Edge等の過去の結婚Songと並ぶだけの傑作になっている。

このアルバムにはThe Wedding Songと同じレベルの曲が多数あるから、アルバムとしても傑作だと思う。アルバム前半はMiddleからUPの曲で、後半はSlowで攻める。両方ともレベルが高い。Le's Get Thisとかね。再編集盤で1曲目に持ってくるのも頷ける。個人的にはWatch&Learnの押しの強さも好きだから、再編集盤で本曲が外れた理由が不明かな。Welcome To my Partyもタイトル通りのノリになっててナイス。Right to Leftもちょっと抑え気味の歌い方がいい。個人的にはタイトル曲のThe Giftが一番惹かれないかも。

The Wedding Songに続くSure I'D Likeが良いんだよねぇ。サビでの黒いシャウトがたまらない。この2曲の時点で、買ったことを後悔しないと断言できる。傑作アルバムはinterludeも良い事が多い。これも常識だし、本作のForeplay(interlude)もお勧めです。「やるせなさ」にこだわる本サイトとしてはWho Ya Gonna Callも激押し。やっと最近、「やるせなさ=切ない無力感」と定義したけど、この無力感がタイトルに明確に表現されているね。

Cloud9も良曲。個人的にはアルバム後半のSlowの良さにより惹かれています。Indian Giverは主旋律を担当するピアノとリードの声との相性が良い。アルバム全体として、幸せな雰囲気の曲よりも、トーンが低い曲が多いと思う。それをこの声で歌ってくれると、それだけでガツンとハマってしまう。「底でSlowで吼えまくる」それが個人的に好きなR&B

Don't Quitは清涼感を感じるから、曲の連携も良い。このタイトルを、重さを突き抜けた後の軽さで表現できる、そのグループとしての深みがたまらない。そりゃねぇー誰でもずっと底にいるわけじゃないのだから。4人組のデビュー作といえば、JodeciやBoyzIIMenやDru Hillとか傑作はたくさんあるけど、彼らのデビュー作と同じレベルです。そう断言できる作品。

Honestlyも良いinterludeなのに、なぜ再編集盤では選出されなかったのだろう? この吼えっぷりの良さ。そのままNo Black&Blueに繋がる流れの良さ。2曲まとめて省いた再編集盤は代わりによっぽど強力曲をいれたのだろうか。

Overと諭してくれる事
諦めの悪い男への追悼歌がShe's Over Meです。今まで聴いてきた膨大な作品にこのフェーズってあったっけ? 「無かったから今まで諦め悪かったのか!?」と人のせいにしてしまう位に傑作です。今後、振られた男友達に恋愛相談されたら、間違いなく本曲を薦めます。諦めるといえばマクナイトの1stも該当するけど、あの方法論が通じるのは20歳以下だけだから。本作には大人の哀愁があって、30過ぎても心に染みること間違いないです。

諦めの悪いアホな男って、僅かな可能性を見ちゃうんだよね。だけど、「100歩譲って、君が見えてる僅かな可能性が事実だとしても、それはOverを完全に受け入れた後に初めて開く扉だよ」と言わなくちゃ。まったく、タイムマシンが完成した日には、確実に本作を持って10年前の自分自身を殴りに行くね。いや、聴きこむほどに15年前の気もしてくる。曲を聴きながらここまで感じる事が初めてだけど、それだけガツンとくる曲です(笑 曲の閉めが中途半端なので、そこだけが残念。

True Loveも明るさと清涼感に溢れてて素晴らしい。ホント、P2S2の傑作基準にこんだけ合致するアルバムも珍しいと思う。本曲のドラマチックな展開が最終曲に相応しい。Outroの締めもナイス。

Angel 、No Place Like Homeは再編集盤のみにある曲です。タイトル的に両方惹かれる・・・2曲のために買い直すか、そこが悩みどころの今日このごろ。






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