Ruff Endz - "Soul Brothers"

男性デュオの最高傑作かもしれない

 まじか、、ここまで完成度が高いとは。傑作でファンも多い彼らの1,2作目よりも断然上。
After7の"Timeless"やBabyfaceの"Return of Tender Love"に並ぶ。捨て曲が殆どない。すべて緑か赤のレベル。どの曲を褒めるかでタイプが分かれる。上記の2作のような僕の根源を揺さぶる何かはない。けど、それは悪いことでは絶対にない。揺さぶる何かがあるだけで聞き難さになってリスナーの窓口が狭くなる。逆にこれだけ傑作が多いのに恋愛どん底が無いのも素晴らしい。普通レベルで10曲以上作るとダレると思うのだが、それがない。

そんな中では5:Better Manとかやっぱり惹かれる。当時に僅かでもBetterな部分があったと信じたい気持ちが引っ張りだされる。Ruff Endzだからだね。2作で退場、2作とも良作。NEXTのToo Closeは年間レベルのヒットだが、Ruff EndzのNo Moreはそこまでじゃない。けど、当時のR&Bファンなら知っていて当然。そんな位置付けの傑作曲の方が昔の記憶を保持してる.

長く活躍している歌手は新作が発表されるタイミングで旧作も聴くから、曲が保持する記憶もアップデートされる。逆にRuff Endzのヒット曲は00年代を冷凍保存していたレベル。曲の最後でMissinってラフに吠えているのもデカい。

7:Why You Cameも珍しいタイトルの曲。Goneは多いのにComeか。ComeがWhyか。そして過去形のCameか。いろんなわだかまりが重なっているわりにはバックトラックは綺麗な部類。だから不思議な手触り。8:Deepは超ストレートなタイトル。Deep Loveとかならまだわかる。Deepだけか、、、攻めてるねぇ。

10:Remerkableはオールドテイストな曲で、彼らのボーカルのスキルが上達したことがよくわかる。全体的にK-ci&JoJoの2作目に並ぶ。いや、こちらのほうが上かも。あちらはFFFFがあるけど、、わからん。男性デュオとしては最高傑作と言いたくなる。13:Missing Uも面白い。

2004年。会社の寮で日曜日にRuff Endzが聞こえてきた。部屋の住人にトイレであったときに話しかけたらRuff Endzという歌手名すら知らなかった。それでも気に入って流す。今では彼の名前も思い出せない。けど、あの彼にもこの作品を聞いてほしい。絶対に気に入る。当時と同じ雰囲気の作品だけど、単なる懐古趣味ではない。16年間の彼らの歩みも見えるのに、それが不思議な手触りで包まれている。もっと自分たちのこれまでの境遇に文句を言うか、再び作品を発表できたことに対する喜びを爆発させるか、、、どちらの面も強くない。そこを想定して聞くと肩透かし。けど、全曲が傑作。

歌詞であれこれ言うのでなく完成度で示す。
言葉にした時点で、どちら側を切り取っても嘘になる。言葉はそんなレベルでしか心を伝えれない。
最後の曲がBe Okayだから。この曲こそが彼らの言いたいことの全て。Okayでなく、Be Okay。僕らはこのBeの意味が体感で分からない。ある意味、「オッケー」「オッケー。」の違いなのかも。助詞にマッピングした方がルール的には良いけど、そしたら「はオッケー」「がオッケー」になるのかな。ならば助詞『は』方が反語の意味をもつ分だけ『はオッケー』だと思うけど、日本語は助詞から始まらないから意味不明だね。

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3巡目。やっぱりそう。なぜか2000年当時に一番近いのがBetter Manなんだと思う。この曲を聴くと、「俺らはあの頃だって良い作品を届けて来ただろ!」という叫びを感じる。過去形で分かりやすく示しているわけじゃないけど。



 




コメント
早々にレビューありがとうございます。
タイトルとジャケットだけで、傑作の予感がしますね。
今度、聴いてみます。
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  • 2019/04/15 10:29 PM

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