Avant - "Face The Music"

ナイーブなリードと野郎なバック



最近、久しぶりに聴いてやっと本作の良さが分かった。今までになかったフォーマットを作りあげているけど、Avant本人もはっきり自覚してないように思える。けど、この05:Exicitedは凄い。「ナイーブ」から「女の娘と楽しくやるタイプ」へのサイドチェンジを薦めている立場として、前回のセルフタイトルと同じぐらいに感動した。これで彼はサイドチェンジにおけるミッシングリングを二つも埋めたことになる。

R. Kellyのフォロワーとしてデビューしたが今の立場はオンリーワン。R. Kelly本人は最初にエロ曲をやりすぎて自己像が分裂していった。だからこそAvantの良さ。アメリカだろうと日本だろうと一定層は「ナイーブ」な男の子がいるけれど、ここまで示唆に富む歌手はAvantだけでは?。「ウォー、ウォー」言っているバックコーラスの声はアメフト選手を思わせるほどに野郎臭く、Avantの声はナイーブを鷲掴みにする。この対比がちょっと弱いので自覚してないのだろう。もっとメリハリつけてもいいぐらい。

アメリカの高校のスクールカーストは酷いで有名。こちらの記事を見るとその凄さが分かる。そしてカーストの最上位にいるのがアメリカンフットボールの選手というのもお国柄。wikipediaにがっちり書いているくらいだら、よっぽどなんだね。アメリカの余計に酷い?点はチアリーダとセットで男女ともに明確な階層意識があること。そこら辺は周囲に社会人アメフト選手がいるうちの職場でも感じる。日本ではマイナーだから彼らに尊大さは感じないけど、身長の高さとガタイの良さは野球・サッカー選手を越すね。

最上位層がいれば、当然最下層もいるわけで、それが「Nerd:ナード」と呼ばれる層の人たち。きっとAvant本人も高校時代はNerdだったのだろうと思ってしまうぐらいの声。だからこそ本曲は素晴らしい。

それだけでなく、Keke Wtattとデュエットした03:You & Iの良さ。これはデュエット集に入れれるぐらいに良い。デビュー作でデュエットした仲だからね。112とFaith Evansもそうだけど、こういう曲を聴くと歴史の重みを感じる。AvantとKekeが付き合っていたのかは知らないけど、そういうことは本質ではない。デビュー当初も13年経過後もデュエットが傑作になること。発売当時からそう思っていたし、この曲だけしか見つからなかったからUPが出来なかった。2013年当時はExicitedを聴き落としてた。Avant本人が自覚してないから、こちらが注意して聴かないと分からない。けど、このリードとバックの対比は絶対に次の扉を開くだけの力を持っている。正面から向き合って聴けば、「俺のナイーブな部分が雄たけびを上げるのだから、この意見は正しい」とナイーブな男性はみんな同意すると思うな。

他の曲で言うと、02:80 In A 30はそこそこ。個人的には赤はつけない。あんまりこのタイプの声は嫌いなんだよね。04:Moreはデビュー当初から続く彼の良さ。06:Don't Know Howはかなり良い。07:Nobody's Businessは苦手なタイプなので。08:Best Friendはナイスだし、09:Like Youも悪くない10:When It's Overは普通。11:Noは合わない。12:Gratitudeはナイス。13:Your Faceは普通。14:Humanは好きです。I'm Only Humanと歌う彼は男と女の愛憎の世界から抜け出しているようにも思える。06と14は緑と紙一重。そんな感覚。

KeKeの作品は、そもそもデビュー作の唇が赤すぎて引いてたけど彼女も聴かなくちゃね。

 




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