112 - "Q Mike Slim Daron"

再結成の金字塔:ナイーブから熱さへの昇華



まさかここまで良いと思わなかった。ジャケのデザインもポーズもJagged Edgeに近いけど、歌い方までそちらに近くなるとは思わなかった。ボーカルグループの区分けの中で、まさかBoyzIIMen系からJodeci系に行くととはね。。見事なサイドチェンジ。純粋な感動。

アルバム一通り聴いた後だと、この赤の意味が分かる。確かに赤なんだ。96年のデビュー作は白いバックに白いスーツで抑制された彼らの感情が冬に似合ってた。今回はパンツが黒になって、ジャケットも襟が黒。そしてバックは赤。112という数字ですら攻めているデザイン。何から何まで素晴らしい。

音楽性の違い
グループが解散するときはどんな音楽ジャンルだって、「音楽性の違い」を理由とする。けど、各々のソロ活動が上手く行く方が稀。うちのサイトでも絶賛しているように、112だけはQSlimに、Daron、Mikeとソロでの傑作が多かった。それぞれが新しい魅力を出していた。

そして112の再結成。
再結成で傑作を届けてくれることが素晴らしいのに、新たな魅力があることがもっと素晴らしい。この方向性の違いは、112というグループの中だけの活動なら、21年経っても出てこなかっただろう。一度、解散したからこその魅力。「再結成の金字塔」とはそういう意味です。

ファンとしての21年間
どれだけデビュー当時の112にハマっても、本作の良さが分からなかったら、それはこの21年の過ごし方に幅を広げる方向性が無かったということ。どれだけナイーブでも、どれだけ穏やかで優しげなコーラスが好きでも、20年あれば魅力の幅を広げる必要がある。この作品を聴いて素直にハマったら、それは21年間の正しさ。ネットを見ると絶賛している人が多くて、ホント、その点がファンも含んだ112の良さなのだろう。

間違いない、皆が書いているようにデビュー作と同じぐらいに良い。01:Introから素晴らしい。Q Mike Slim Daronとバックでムニャムニャ言ってるのが良い。ということで、この良さが分からん奴はファン脱落とまで言いたくなるほどの傑作。だからこそ、本作の中でどの曲に注目するかで志向性が分かる。僕の結論は出ました。皆さんの結論を待ちたいので追記は年明けで。年末年始は本作だけで良い。そう思うだけの作品!

 

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今年で40歳。歳をとることにネガティブな感情はあるけど、こうやって歌手の人生と並べると、デビュー当初から一緒に21年過ごしてきたことが本当に嬉しい。Brian McknightやR. Kellyはデビュー作を聞き込んだのが2作目の後だから。本当にデビュー作をデビュー当時に聴けたのは、ここら辺の歌手からなんだよね。そしてこれだけ傑作が多いという点でも112は素晴らしい。




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