Deep Threat - "Deep Threat"
若い男は《愚か》で当然
Laurin TaleseのFoolもそうだけど、何故かBlack Musicでは女性がFoolを歌うことが多い。HP時代に「イイ女特集」で「ここでは、「アホな男に対してのイイ女」というかなり趣味の入った方向性です。「私はアホな男なんてほっておく」という至極まっとうな意見もあると思いマスが、全ての男はアホですw」と書いた通り、若い男はアホ=愚かで当然だと思っている。真の恋愛はCrazyであり、CrazyとFoolは紙一重。
男性歌手がCrazyと歌うことは多くても、なぜかFoolと歌うことは滅多に無い。その理由は未だにちゃんと分かってない。微妙な語感の問題なんだと思っているけど、もっと深いのかもしれにない。そんな滅多に無い曲の中でこのDeep Threatは最高。2002年の作品だし、En-Wikiにも記載が無い。だけど、Amazonでは新品が9万円、中古で5万円になっている。SoulAtfさんのチャンネルで知ったけど、09:Special Kind of Foolは傑作。
この曲だけで買う価値ある。流石に9万円も5万円も有りえないけど、Mp3vaなら問答無用レベル。他の曲もいいんだよね。04:Tha Blockを聴くとHip-Hopテイストもいけることが分かる。05:Bring It Onも良い。3人組だけど歌える。06:Nasty Girlはタイトル通りの曲。にじみ出る行儀の悪さが最高。08:Controlも期待通りの「押し気」があるしね。05年以降はアホ丸出しの歌手が少なくて失望してた。05年以降のああいう爽やかさは個人的に「エセ」だと思ってしまう。
09を挟んで10:There For Youは落ち着いた手触り。11:Things People Doは深いタイトル。タイトルに見合う曲になっている。ただ声としては内省感が弱い。だから褒めるべきはプロデューサーかも。12:Not Perfectの明るさ。この声の表情は11と違って彼らのリアルだね。
こういう手触りのグループがずっとデビューし続けるジャンルであること。それが僕の望むBlack Music。
- 2017.02.05 Sunday
- 00's
- 23:03
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> Special Kind of Foolは良いバラードですね、ボーカルが特に素晴らしい
ほんとこのとおり。