L.V. - "Hustla 4 Life"

Streetと人生経験の融合:若者を諭せる歌手No1


Caseと同じで5年以上のブランクからのカムバックだけでなく、その内容までが素晴らしい。2作目:How Longが好き過ぎたし、このタイトルだから買うのに躊躇したけど、想像以上に出来が良い。曲の良さでHow Longに並ぶ。あの作品を気に入った人なら、必ず気に入る事間違いなしです。

もちろん1stも買っていますが、Hip-Hop色が強くてレビューはUPできてません。本作もそういう曲もあるけど、R&B作品としても十二分に通用する。R&Bとして聴きたい人もHip-Hopとして聴きたい人も満足できるような作品に仕上がってます。何よりファット系のSingerで今でも作品を出している人がLV以外にいないから。今後もLVには頑張って欲しい気持ちもあって買った。10年経っているのに時の経過を微塵にも感じさせない声に一番感動しました。

1:BounceはHip-Hop系なのでコメントは控えます。2:The Art Of Making LuvはR&Bとして純粋に良い曲。ちょっとリズムが聴いてるSlowで唱法も彼に合ってる。ジャケのバックは夜景だけど、LVの声はイイ意味での素直さがあって、個人的には夜景は浮かんでこない。キャンプファイヤーの夜でもないから、うーん。。時間的には夜なのだけど、昼間でもOKだと思う。「デートでの夜景」という枠に収まりきらない作品なのが素晴らしい。

5:Please Explainの歌いっぷりを聴いていると逆に若くなった気もする。ジャケでは髭にも白髪が混じっているのにね。声の艶は増えている。6:Slow Downも曲のレベルは高い。2nd直結なのが8:Slow Downだね。こういう曲こそ性根が問われるし、その点で健康さと真摯さを感じるから好きなんだよね。シンプルに言えば「今までの人生で女遊びをした事が無い」とでもいうべき声。R&Bの本流=バラディアーのSexyな声とは異なった手触り。そこに一番独自性を感じているのかも。Jaheimの包容力も無理だけど、LVのこの独特な真摯さも無理です。真面目さを出す時程、きつい表情になってしまう人っていると思う。会社の先輩でもいる。自分自身にも厳しいタイプだし悪い人では絶対無いけど、女性からみると距離を感じちゃうような。2000年にLVに出会っていなかったら、自分もそうなってたんだろうなぁ・・・・と本作を聴いて痛感した。一作聴き込んで、一つ直して、その繰り返しが自分にとってのR&B。

9:Chillは緑レベルの傑作です。What's Going Onをベースにしながらも上手にアレンジしている。最近のJoeといいR&Bファン泣かせな曲を作ってくれるなぁ。何より曲のブリッジにAnniversaryだからね。What's Goning OnとAnniversaryの二つを一曲の中に収めて傑作にするのだからタマラナイ。両方ともガツンと好きなP2S2R&Bとしては緑x2のレベルです。曲の終わり方が尻切れトンボなのが不満だけど。

10:Give Ya Luvの出だしの声の凄さ。曲の完成度も高い。12:R-I-Pもかなりお薦めだし、この3曲で2作目を越しているかも・・・そこまで思わせるだけの完成度です。90年代好きにはタマラナイ作品。15:Sunshineも2ndに近い曲だね。

LoversにLVのThinking of Youを収めた時、「言葉は通り道であって、その上を想いが伝わっていく」と書いたけど、ぶっちゃけ言葉の真偽に悩む時点で結論は出てるんだよね。文字列としての言葉には意味しかなく、その言葉をどれだけ信じられるかはその時の表情とか声のトーンとかが担っているから。大事な言葉ほどそう。振り返って思い出す時もそう。言葉から浮かんでくるんじゃなくて、あの時の雰囲気や手触りから浮かんでくる方が本物だから。

Slowで映える、声が低くいタイプではJaheimとも近いけど、LVにはLVの良さがある。BluとかBig BobとかBig Jimとか好きなファット系シンガーは多いけど、年下のJaheimと年上の彼らは自分の中で何かが違う。年上と年下に求めるモノの差なんだろうけど。年上の3人の中で一番人生経験が豊富と感じるのがLVなんだよね。若者を諭せる力がダントツで、直感的に信じれる何かがあるから。もちろん10年経って新作を発表できたからこその説得力だと思うからレーベルも賞賛したい。個人的には次回作でLVに「お前の今の生き方じゃ駄目なんだ」って曲を歌って欲しいです。

前作と同じかそれを越す充実度に10年ぶりの新作という点も加味すれば、点数をつけたら100点でもいい。特に9:Chillの名曲2つを詰め込んだボリューム感を体感しないと、2000年から今まで生きてきた苦労が報われないよ!とまで推薦します(笑 以前にDave HollisterがStreet感のKeepと歌手の両立に頑張っていたけど、それを一番達成しているのは間違いなくLVだと思う。そう痛感できるほどの傑作。





コメント
うおおおお、LV!これは買わねば!!
おっしゃるとおり、How Longが良すぎたので、これまで新作が出ないのは逆にいいことかも知れんと思っておりましたが(というより、シーンから退場したと思っておりました)レビュー読んでテンション激アガりました。早速amazonで注文します。
  • 雨男
  • 2010/08/21 10:31 PM

最初にUPして誤字脱字直しと緑タイトル推敲しているうちにコメントが付くとは・・・それもLVの凄さですね。

間違いなくHow Longレベルです。買った当初からそれは痛感していたけど、なかなか緑タイトルが浮かばなかったもので・・・。中古値上がり間違いないですね。聴いたらぜひレビュー待ってます♪
  • 若井寛
  • 2010/08/21 10:44 PM

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