2016年新作

JaheimとSilkの新作は評価に迷う。数個惹かれる曲はあるのだが、ある種の感情を揺さぶられないというか・・・。だから一言コメントが浮かんで来ない。完成度で言えばSilkの方が上だと感じている。
01.Quiet Sormから期待させる。このオープニングこそSilk。5人組に戻ってLil' Gの歌いっぷりも良い。昔より深い声で吼えるようになったなぁ。02:Love 4 U To Like Meこそが本作のベストだと思っている。ミドルテンポで傑作を発表できるなら次回作まで安心できる。04:Baby Suitも彼らしい。07:On My Mindもナイス。09:I Love Youもファン納得のレベル。こういう曲は良い意味で昔のSilkを感じる。結局、1stのLose Controlの解釈と3作目のI Wonderの解釈が通常のR&Bリスナーからズレているから、本作もちゃんと理解できてないのだろう。。

けど、Lose Controlの解釈はウチが正しいと信じている。こちらにも書いたけど男性の方が肌感覚が弱い。進化生物学的に言えば、女性の方が赤ん坊を抱える事が多かったから、肌を通じて赤ん坊の存在をより感じられるように進化してきた。それがSEXの時の肌感覚の性差に繋がる。そしてLose Controlだけが男も肌感覚を鍛える道を訴えている。I Wonderについては俺が間違っている。この文章を書くために10年ぶり?それ以上かな、聴いて痛感した。さすがにこの地点で振り返るとWonderはない。あの時、どういう選択をしていればBestだったのかも痛感する。けど、当時は全く分からなかった。

脱線したので灰色にしておくけど、Silkの本作は久しぶりの新作発表(2006年のAlways And Foreverはカバー集だと思うので、2003年のSilktime以来の13年ぶりかな)なのに良い意味で苦悩がなくて、全編明るい曲。それもホメるべきなんだろうね。


Jaheimは14曲の構成が水増し感。01:My Shoesとか、こういう始まり方は確かに彼らしいのだけど。02:Craziest Placeとかうーん。曲名としては良いけど、04:Struggle LoveもStruggleを感じない。個人的にはR. Kellyが全面バックアップした作品を聴きたい。R. Kellyの才能の幅の広さとJaheimの声の組み合わせ。R. Kellyが作れば本当のStruggle Loveが出てくると思う。JaheimだけじゃまぶしすぎてStruggleなのに「地面をはいずりまわるような感覚」が出ない。それは褒めるべき点かもしれないが。

一番気に入ったのは07:Something Tells Meです。連続リピートできるのに泣けてこない。不思議な感覚。自分に合わない曲は10回も連続で聴けば飽きてくる。この曲は1時間ぶっとうしで聴いたのに飽きがない。なのに揺さぶられない。いかん、こういう時ほど実は大切なんだろうけど・・・。今の自分じゃ何も見えない。己の死角に触れるような感覚。指摘じゃなくて触れるからこそ泣けてこないのだと、なとなく思う。残りの曲は、うーん過去のJaheimの作品にも収められた方向性だし、そちらの時の曲の方が上だと思ってしまう。05:Songs To Have Sexはナイス。ただなぁ、個人的には心情的には惹かれないのだが。09:Be That Dudeも良い意味で彼らしい。11-14はまとめてパスだけど、ファンなら満足する作品だと思う。なのに文句をつけているのは僕にとってJaheimはもっと至高の存在だから。この歳になると痛感する。もっと自分よりも若い人の意見を受け入れるべきなのだと。その筆頭こそがJaheim。聴いて人生変わったといえる年下歌手はJaheimだけ。TyreseやSisqoは深堀できた、という感覚だから。


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■Brian Mcknight - "Better"

発売当初に買ったけど、個別に紹介するほどは感銘をうけなかった。別に手を抜いているわけじゃないけど、本人のBestに収録される曲はないような・・・。特定の方向性でキャリアハイの曲が無い。03:Can't Take ItはMiddle-UPなテンポで、Slowなバラード以外に名曲が少ないマクナイトとしては珍しい。04:Betterも今の素直な姿なんだろうね。05:Uh Oh Feelingはいつもよりも明るい。06,07曲目は全体的に良いのだけど、名曲が無いからアルバム全体としては聞き流してしまう面がある。08:Goodbye(Feat. Kimie Miner)は今までなかったタイプ。聴き込むと味がでる。09:Get You Into My Life (Feat. Glasses Malone)を気に入った人は、本作の位置づけ高いと思う。11曲目がなぁ。個人的にはちょっとガックリくる。全作聴き込むファン以外、たとえば2,3枚アルバムを持っている人に薦めるほどではないかなぁ、、と思ってます。お気に入りの曲がある人はコメント欄で教えてください。

 




コメント
いまさらですが傷追い人のラストについては、私もちょっと、その……と。

べつにGPXの黒幕やCIA掌握ラストが悪いってんじゃあ無しに*、CIA掌握宣言の次の数ページで
いきなり長官就任してるっていう……その端折られ振りが実に悔まれてならないのでして。
われわれ読者が見たいのはその過程なんですから。あんだけ急いだのは何でしょうね、人気投票の不評さ――でも
なさそうですし。

*そんでもポルノ制作に対するもうちょっとでも詳しい説明があればなと。ベタな所で「ポルノなら性欲と醜聞という
人間掌握の最重要要素を抑えられる、だから――」ってのでもイイんですから
  • 葬流者-SOULDIER-@どうもはじめまして。
  • 2016/10/30 3:14 PM

初めまして。話題が古いので流石にリンクを。
http://www.p2s2rb.com/kizu.html

あの文章自体、随分と昔に書いたので、今からみると自分自身で突っ込み満載なのですが。。

提起いただいた件については、作者(小池一夫の方かな)に、その過程を描く興味が無かったのだと思います。復讐の最後がCIA長官就任なのではなく、GPXの正体を暴いたところで復讐は終了。なぜなら、自分の恋人が殺されたのは、特定の人物の指示でもなかったので。

復讐終了の自暴自棄こそが、浮浪者としての数週間だと思っています。だから、私個人としては、自暴自棄の時間における内面描写をもうちょっと増やせば良いのではないかと。

また、CIA長官になったあとにGPXを継続するのか潰すのか、その後日談も1,2コマでも良いから描いて欲しかったとは思います。


せっかく問題提起していただきながら、あまり同意のコメントにならず申し訳ございません。。


  • 若井寛
  • 2016/10/30 7:35 PM

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