Shaliek - "Blood Sweat Tears"

膝を抱えて座りながら吼える



発売から1年経って誰も批評してないけれどかなり良い。これだけストレートに吼えているデビュー作は滅多に無い。ジャケの通り「底感覚」は強いけど、不思議と恋愛感は強く無い。個人的には恋愛感MAXなBradd Marquisも好きだが、Shaliek自身の立ち位置にも親近感持てる。ネットで見つかるVCの01:The Pastを見てると瞳の強さとピアノが気になる。ちゃんと育てればマクナイトを継げるかもしれない。それだけのポテンシャルを感じる。

02:Better Womanもナイスだし、03:Dance In The Rainは一転して素直な声で歌うバラード。この3曲で歌手としての幅も良く分かる。04:Ain't Supposed To Cryもシングルカットか。とことん重い曲で攻めるなぁ。なぜかYoutubeで探していたら、となりにAlicia Keys。確かに重い曲でデビューする点が似ているのかもしれん。けど、あれは美人とのコントラストがあったから。Shaliekはそういう意味で上手く行くのかな。

重い曲を重ねるよりも、Marvin GayeのI Want Youをサンプリングしてた05:Feel Itの方が売れ線に近いと思う。カバーだろうとサンプリングだろうとI Want Youに関しては譲らないが、この曲はクリアしている。それは爽やかな疾走感を突き詰める資格があるということ。「欲しい」という気持ちで歌うと間違えるのがI Want Youだから。

06:Blood Sweat Tearsはアルバムタイトルでオールドテイストな曲。ハチャケすぎた07:So Tiredはパスだし、08:Always Be Yoursは何か足らない気がするが、09:That's How Bearutiful You Areは興味深い曲。

一番明るい10:Fillin' In THe Blanksは好みで別れるかな、11:I'll Give It Upと12:Like I Was Never Hereもそうか。個人的には後半の中では12が一番いいかも。アルバム後半は色々なタイプな曲があるし、人によって評価が分かれると思うけど、6曲目までの前半のクオリティーはかなり高い。シングルカット曲が合わない人にはぜひ03:Dance In The Rainと05:Feel Itを聴いて欲しい。全体として内省的で吼えてて、ジャケに見合う内容になっている。これぐらいポテンシャルがあるならば3作は続いて欲しいと思うけど、今の音楽業界はそれが可能な状況になっているのか・・・その点が一番心配だったりする。個人的な実感でいえば、90年代にこのレベルのデビュー作ならば、絶対に3作はいけたと思うから。

 



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