Alexander O'nealのこと


ひょんなことからAlexander O'nealを集めて聴いてます。
2007年に集めようとしたとき、まともにリイシューされてなく、ベストを1枚買って終わっていた。今、改めて調べるとMp3va.comで殆ど手に入る。この手軽さはいつも怖いと思っているのだが、そっちに流れているのは事実。Alexander O'neaはソロ男性シンガーでJam&Lewisと組んだ傑作を80年代後半〜90年代前半に残している。アイドル系というより歌える系の位置づけだから、Johnny Gillの前に有名だった人。Wikiを見るとプリンスとの確執は「歌声が黒すぎる」なんだね。これは激褒め言葉でしょう!

8年前に結婚式の打ち合わせ中に流れていた曲が気に入って、「これって誰ですか?」聴いたら、「こんなクソ忙しい時に、変な質問するな」という顔されて、「いやー申し訳ございません。可能であればちょっと聞いてきてもらえませんか」と頼んだら、「Alexander O'nealという名前の歌手だそうです。うちと提携している音楽事務所の選曲みたいです」と1,2分後に返事が。Alexander O'nealについてはぎりぎり名前だけ聞いたことある状態だった。状況的に曲名は聴けず、買ったベストには収録されてなくて、ちょっとショックだった記憶がある。今、これだけアルバムそろえても、当時、気になった曲がどれか分からないのだけど・・・

ベストじゃダメだね。
何も分からない。歌手の事を知ってからベストを聴くのはアリだけど、ベストから入るとその歌手の個性が見えない。Stevie Wonderもそうだった。昔、大学1年の時にベストが発売されて買ったけど、個別の作品を買うまで全然コミットできなかった。ベストで分かるのは多くて20%かな。もちろん個々の歌手を追っかけた経験が少ない人にとってはベストで80%ぐらいの満足を得られるのかもしれないけど。趣味を通じて自己を明確化していく中で、ベストを聴き込む事は殆ど役に立たない。Youtubeも買う判定にはなっても、Youtubeに置いてある曲を聴くだけじゃ、リスナー本人にとっても不幸だから。

Alexander O'neal    1985
Hearsay               1987
My Gift To You      1988
All True Man         1991
これら4作の感想についてコメントしていきたいと思う。現時点で、「Alexander O'neal特集」と書けないのは当然だけど、もともとのきっかけが個人的だから、この先も当分このままなんだと思う。
 
1985:Alexander O'neal
これがデビュー作になる。全部で7曲だが、Amazonのコメントを見ても評価が高いのが分かる。
01:A Broken Heart Can Mendの良さ。80年代の明るさが合わない身としては、こういうメランコリック系のタイトルと曲の方がすんなり来る。声が力強いから全体として暗くない。伸びる声してるなぁ。02:If You Were Here Tonightも確かに傑作曲。01の評価はウチの好みだけど、こちらの曲は誰もが認めるでしょう。タイトルの割には明るすぎることなくて、ニュートラル。全体的に爽やかさもある。03:Do You Wanna Like I Doもベストに収録されてもおかしくない出来だね。04:Look At Us Nowはサックスから始まる。曲のレベルはちょっと落ちるかな。けど、こういう曲こそが当時の歌手本人に近いんだと思う。

こういう曲の取り除いて01や02しか収録されてないベストを聴くのは、光が当たる部分だけをみて人を判断することだし、そういうのはイヤ。05:Medley: Innocent / Alex 9000 / Innocent Iiは、ファンクというかディスコというか、アップテンポの曲。音のキレはイマイチ。06:What's MissingはMiddle-UPぐらいかな。07:You Were Meant To Be My Lady (Not My Girl)も04と同じレベルぐらいかな。

1987:Hearsay
こちらが名盤の誉れ高い作品。アメリカ本国(ナショナルチャート)よりもUKでの評価が高いのがびっくり。この時期にこのタイプの音は、UKの方が受容されたということか。ミドル〜アップの音のキレが凄まじくJam&Lewisの凄さがよく分かる。音の完成度に合わせるように、ちょっとCoolなスタンスで歌うAlexander O'nealも見所。18曲構成で細かくIntroを挟むのはジャネットと同じだけど、この配置もJam&Lewisなんだね。Amazonでの絶賛の嵐もよくわかる。コンセプトアルバムなんだね、それは気づかなかった。「パーティの始まりから終わりまでをテーマにしたコンセプト作」とのことだが、曲のテンポ的にドライブにも似合うと思う。

01:Introに続く02:(What Can I Say) To Make You Love Meから明るい。04:Hearsayは傑作アルバムのタイトルソングの割にはあまり惹かれないぞ。06:The Loversは個人的に好き。07:Introとか聴くとサントラ盤みたい。映画の1シーンが挿入されているような感覚になる。08:Fakeの音の使い方。00年代以降の人は古いと思うかもしれないけど、90'Sの僕らも古さを感じるけど、80'Sはこれが最先端だったのだろう。こういう感覚を身につけるためにも必須やね。ちょっとマイケルの曲に似ている気がするけど、(名前が思い出せない)、そりゃJam&Lewisの方が先でしょう。10:Criticizeは気に入った。音の古さを越すレベルになってる。女声とのからみが良くて、Alexander O'nealの吼えっぷりもナイス。

11:Introはイントロというよりも曲みたい。そしてここからバラードになってくる。12:Never Knew Love Lik ThisはAlexander O'nealの声が堪能できる。デュエット相手のシェレールはシャンテ・ムーアに似ている気もする。一般レベルよりも高くて甘い声を出してる。14:Sunshineが一番寛ぐ。こうみると自分はトコトンSlow好きなんだね。「ジャム&ルイス節全開のミネアポリス・ファンク最高峰」と言われる作品でも、緑はSloのみかい。。まあこれがストレートな感想です。16:Crying Overtimeを聴くと曲にマッチした心情が浮かんでくる。Wikiに「ダンスチューンも都会的なバラードも歌いこなせる、ブラック・コンテンポラリー音楽の代表格であった」と書いてあるのも納得。18:When The Party's Overもパーティの締めに相応しいエレガントさ。最後まで手を抜かないJam&Lewisが印象的。

(続きはこんど)
 



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