Traci Braxton - "Crash & Burn"

王道アーシー



トニブラ系の中では1番目がToni Braxtonのデビュー作2番目が姉妹グループのBraxtons、そして3番目が本作であることは間違いない。末妹のターマーの作品は姉貴のトニブラをDisってるし、トニブラの2作目はウリに走りすぎで、3作目以降はDeep。一般層まで受け入れられるのはこの3作しかないでしょう。個人的にはトニブラのPulseは推したいけど、やっぱり奥底には哀しさがある。この「懐かしい悲しさ」を聴き込めないのは可哀相とも思うけど、ライト層にはやっぱり薦めれない。本作はまさしく誰もが聴きこめる王道路線になってる。

ジャケの時点では期待零だったんだよね。バイクよ、バイク。俺の記憶では女性ジャケでバイクなのは始めてじゃないか(他に知ってたら教えて下さい)。このポーズといい、良い意味で場末のお姉さん。 01:Hoilding Onはチープなバックトラックが見事にジャケにハマッテル。個人的にはファイナルファイト(ゲーム)の世界観。妙に懐かしさを感じるぞ(笑。

02:What About Love?からアルバムの性格が変わる。03:Stay Sippin' (Feat. Raheem)は今までのRaheemのような怖さを感じない。俺がマシになったのか彼が大人しくなったのか分からないのだけど、根源的なループが無いからかな。04:Last Callから曲のレベルが上がる。聴き易いのに深みがある。このジャケの雰囲気じゃない。もっとアーシー。05:Dwlyもナイス。曲のレベルが全体的に高い。プロデューサは良い仕事してる。バックのUFuuu,UFuuuがナイス。
06:Goodbyeもミドルテンポ。個人的には絶賛はしないけどハマル人はハマルタイプの曲だと思う。07:Perfect Timeも持続はしている。08:Need It In My Lifeは清涼感まで行ってる。トニブラがこのフェーズを歌うと、どしてもDeepを潜り抜けた果てになる。それこそが本サイトの求めている地点だが、一般的にはアウトなのは分かってる。この曲が持つ「イノセンス」の方が窓口が広いから。09:Passionもレベルは落ちてない。10:Reasonsは面白い。このフェーズの曲を歌ってDeepにならないのは逆に褒めていいんじゃないかな。これなら10代の女の子でも聴ける。深みがあるのは間違いない。

 11:Crash & Burnが実質最後の曲になると思う。チープな感じのジャケにあってるアルバムタイトルだと思っていたけど、この曲は緑をつけるぐらいに名曲。姉貴のトニブラのことを全く気にして無い。あくまで今の素直な自分自身を紡いでいる。聴いてて一番寛げる。10代には分からない感覚だけど、これが若さで押し通せる時代を生き抜いた後の情景。自身の若い頃を素直に表現したらCrush&Burnになったのだろうね。その感覚には心の奥底から同意する。僕も色んな壁にぶつかって、いつも炎上してた。夢も恋愛も。全ての道で壁にぶつかって炎上して、そして全ての壁が自分の内面から生まれていることに気づく。人生なんてそんなもんだから。これぐらいの想いが載る曲なのに一般ラインでもギリギリ聴ける。それがまた素晴らしい。だから、バイクをジャケのど真ん中に置きたかった気持ちは分かる。けど、この曲のように過去を振り返っているのならば、やっぱり「若い頃にバイクにまたがっている写真」自体が壁に飾ってある情景をジャケにすべきだったと思うよ。このジャケのせいで売上が下がるならば、ものすごく惜しい。トニブラ系で3番目にオススメという価値は、R&Bを50枚以上持っている人ならば絶対に伝わる。

それにしても、10と11で曲の途中で別の曲にがらっと変わるのはMp3va.comのせいか?あのサイトはイマイチまだ分からん。。
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Tamarの作品への投稿を探したけど全く見つからなかった。
「確か「良いのは姉貴へのあてつけの1曲だけ」って位置付けなのかな?」っていうBBSだけか。そのうちちゃんと書かないと思っていたらクリスマスアルバムでのトニブラとのデュエットを聴いてTamarのことを許す気になったからだね。あのクリスマスアルバムはホント傑作。



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