黒人文明の原点:ヌビア王国

なぜ彼らはヒエログリフを使うのか


最近、色々と90年代のインディー傑作を聴いているので、改めてSHAIのことを考えている。自分のR&Bの原点であり、当時はヒエログリフを使った理由が意味不明だった。90'Sの隠れた傑作であるAsanteもヒエログリフというかアンク十字を使ってる。独自世界をもつ内省的なボーカルグループは何故かエジプト文明を選ぶ。その理由が20代のころチンプンカンプンだった。

1年ぐらい前にwikipediaを読み込んでいる時に、古代エジプト文明の中で黒人がファラオになった時代があったことを知った。日本で教えられている歴史の授業では、どうしてもプトレマイオス朝の影響か、褐色の西洋人っぽい顔をイメージしてしまう。けど、確かに下(しも)ナイルは現在のスーダンであり、黒人が主要民族。

ネットではこの記事が一番掘り下げて書いてあると思う。内省的な人はベクトルが個人でなく民族に向った時、民族の源流を探しに行く。エジプト文明とヌビア文明が兄弟であっても、この写真のようにもうちょっとヌビアっぽくしてくれれば、あの当時の自分でもその意味が分かったのになぁ、と思った。

もし他にヒエログリフが書いてあるBlack Musicのジャケがあればぜひ教えてください。

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ちなみに日本人のルーツだけど、騎馬民族征服王朝説とか岡田英弘の「日本史の誕生」とか結構楽しい。根本的には古事記・日本書紀をどこまで信じるかなんだけど、「勝った人は都合のいいように書く」 そんなのは個人も民族も変わらないって。そういう意味では日本語の音素論を真面目にやり直して古史古伝にもう一度真面目に取り組むべきだと思ってる。というよりも、まず天皇陵の考古学調査をやるべきなんだろうね。どれだけ半島との関連性が出てこようとも。己の歴史をひた隠しにする個人も民族も先は無いと思うのだが。。愛鷹山の位牌岳を毎日見ていた身としては、宮下文書もありだとは思った。
 
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