112 - "Part III"

当時はスルーしていたけど、やっぱり良作だね


最近、112の3rdを何気なく聴いてみた。本作はいつ買ったのかさえ忘れてる。発売当初じゃなくて05年以降だと思う。当時は儀礼的に数回流してそのまま棚に戻した。けど、Day26と比較しながら聴いてやっと考えを改めた。2001年当時はキラ星のごとく良作があったから、自分の中では本作が埋もれてた。それだけでなく、112は最高傑作がデビュー作だから。これはR&Bリスナー全員が同意すると思う。18の頃にデビュー作を聴きこんだからこそ、他の作品に厳しく接してる面はある。こういう態度はフェアじゃないんだけど、なかなか治らない。

改めて聴くとやっぱり03:I'ts Over Nowは傑作。やるせなさがベースなのにリズムが効いてる。デビュー当時に比べて声に痛みが増してる。デビュー当時はもっとイノセンス:無垢な感覚があった。それが無くなることはネガティブではない。30越してイノセンスという方がオカシイ。もっと大人のオトコになっていいから。02:Dance With Meは軽快なミドルチェーンで、この2曲を収録している時点で良作扱いが正しい態度なのだろう。

 

04:Peaches & Creamは個人的にはパス。インタルードの05:I Surrenderは傑作。インタルードがこのレベルでこそ112。Surrederは恋愛において滅多に見ない単語だけど、意外と良いと思ってる。06:Missing Youはちょっとヒネリが無さすぎだと当時は思ってた。けど、改めて聴くと悪くない。07: All I Want Is Youは当時も今もパス。08:Don't Hate Meがなぁ、うまく言えないのだけど、バックの音かな。イマイチなのは。

09:Q, Mike Slim, Daronというインタルードだけど、デビュー当初はDaronの事が一番好きだった。Qはソロ作がナイスだった。だから今、他のソロ作も集めてる。10:Playerは残念ながらこのタイプの曲は歌えないんだね。こういうタイプの曲は情感の底が無い状態じゃないと歌えない。11:Sweet Loveはちょっといまいち。12:Smileを聴くとWhy Doesを思い出す。曲のタイプが似ている。恋愛が終わった後の最後に掴まえた笑顔。やっぱりWhy Doesは緑レベルだし、本曲は赤レベルでもない。ごめんね。13:Caught Upはパス。14:Do What You Gotta Doはこの時期にしか出せない声の表情と曲が合っている。Sorryから始まるサビだからかな。15:I Thinkはうーん。16:Still In Loveも何かが足らない。

良作といいつつ全体的に褒めてないけど、02と03の時点で合格ラインだと思う。ファンなら買えるし、この作品から112のファンになることもあると思う。 Pleasure & Painにキレた(厳密には16曲目)身としては、112のアルバムは1stの次にこの3作目だね。それがオススメ順。
 

0



    コメント
    12年半ぶり、先月新作出してた

    Dangerous Gamesって、バラードいい感じ
    • Hide
    • 2017/11/04 11:43 PM

    コメントする








       

    All List

    Categories

    Selected Entry

    links

    recent comment

    profile

    search this site.

    others

    mobile

    qrcode

    powered

    みんなのブログポータル JUGEM