SMUV - "We Give Good Lovin"

パワーボーカル王道路線


まっちゃんさんに教えてもらったインディーのグループ。この1stは98年の発売だけど、全く知らなかった。長く活動を続けて2006年に再発売されたのは嬉しい限り。このまえマルと話してた時に、「最近、90年代のリバイバルブームらしいよ」「え、そうなの?歳とったね、うちらも」 しみじみと。05年ぐらいからシーンについていけてないので、00年代自体がはっきりと見えてない。だからその対照としての90年代も客観的に見えてない。僕にとって90年代は当たり前すぎるからこそ冷静に見れない部分は多い。けど、このSMUVのデビュー作を聴いてはっきり言える。

90年代はこれが王道だった。
本作は新品も中古もAmazonで1万円オーバーしてる。ボーカルはガンガンくるけど、ワル系(ストリート系)ではない。この立ち位置こそが王道かつ一番の絶滅種。だからこそ値上がりしているんだと。00年代もパワーボーカルならHamilton Parkとかいるし、ナイーブならATLもいる。ボーカルグループでは00年代はAhmirもいる。けど、Hamilton Parkはストリートだし、Ahmirはもう一歩吼えてもいいんじゃないかな。個人的には214が好きだが、これはカルマ派だから全リスナーの0.1%(笑

アルバムタイトルの01:We Give Good Lovinがイントロで、そのまま02:We Give Good Lovinを吼える。この瞬間に買い決定。なんか02であってもメロディーラインが弱くて、コーラスだけで曲が出来ているのが面白い。曲を作った人はちょっと特殊な才能がある。一般的な曲になるのは03:I Will Always Love Youから。曲名をみれば大体のタイプは分かるけど、このグループもそう。まさしく王道のタイトル。
 
04:Bad Girl Remixは声の表情がやるせなくて、タイトルどおりの苦悩を感じる。この曲も声が主体。吼えるだけのパワーがあるから形になってるね。05:Mood 4 Loveは一転、ミドルの曲。連結も良くて丁寧に作られている。06:Rideも声で組み立てられてる。この交互が心地よい。と思ったら、07:FLEXも声主体。08:All My Loveは底への志向。歌いっぷりはナイスだが、ちょっと暗い気分になるかもね。09:Ron's Grooveはインタルード扱いかな。10:Wifey Feat KOJOはラッパー客演でいい味出してます。

02:We Give Good Lovinを聴いたときは「面白い試み」だと思えるけど、アルバム全体を通すとちょっと多すぎるような。03:I Will Always love Youのようなメロディーラインがはっきりしている曲があと2曲ぐらいないとメジャーデビューできるバランスにならないと思う。大御所格を除けば、パワーボーカル系はJagged Edgeが90'Sの基準点だけど、彼らよりもSMUVの方が上だね。活動が続いているのは凄く嬉しいけど、メジャーに行ってくれた方が、シーン全体にいい影響を与えれたと思う。

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他の作品もオススメです。mp3vaだとこちら

 



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