Brian Mcknight - "The Way Love Goes"

乱暴と透明の奇妙な同居


明日は待ちに待ったBrian Mcknightのコンサート。小生、ライブに疎いので迷わず最終日の最終時間帯にしたけど、実は最後の最後は疲れているとか・・・なんでも今日の1stステージはフジテレビNEXTの生中継だって? いい時代になったもんだね。ということでライブに行く前にマクナイトの一番のお勧めのVCを紹介します。

マクナイトといえばもちろんデビュー作でありセルフタイトルの"Brian Mcknight"。
この中では以下の4曲が以下の順でシングルカットされているけど、
"The Way Love Goes" 1992/03
"Goodbye My Love"   1992/09
"One Last Cry"      1993/03
"After The Love"    1993/08

やっぱり大事なのは一番最初のシングルカットでしょう。その中でも一番最初の正面顔。それこそが歌手の原点の表情
この右上に掲げた写真こそがその表情です。ある種、怒っているようにも見えるのだが、眉間の皺の形は他人に対する感情を超えている。これこそが本サイトが良く言う「乱暴と透明の奇妙な同居」
 

嵐のような内省:stormy refletionの時だけ出てくる表情だから。
私はOne Last CryのVCしか同時代で見れなかったけど、もし当時にこのVCを見ていたら間違いなく15歳で本作を買っていた。One Last Cryは俯いて瞳を閉じてる表情しかなかった。眼を開いて正面を見詰めているのはこのVCだけ。

この瞳を開いた時が、如来と明王を足して2で割ったような表情なんだよね。ここが一番のポイントだと思ってる。anytimeのビデオクリップでは座禅のポーズが出てきたけど、マクナイトはそういう人だから。

Goodbye My Loveはテイストを大幅に変えた点が興味深い。よっぽどこの表情が受け入れられなかったのだろう。After the LoveはOne Last Cryの路線を引き継いでいる。歌う場所は教会?から浜辺へ変わっているけど色彩感もピアノも同じ。そんな意味では全米13位と なったOne Last Cryまでは手探りだったのだろう。発表後20年以上経って見てみるとThe Way Love Goesの表情もGoodbye My Loveの表情も両方とも極端なのが妙に微笑ましくて。今から本作を聴くなら、まずこのVCを見て彼の試行錯誤を辿った方が親しみやすいと思います。

両極端な2曲ではあるけどGoodbye My LoveのVCはやっぱり歌のコンセプトと映像が合ってない。端的にいってオチャラケに行き過ぎ。その点でこのThe Way Love Goesは「バーでピアノを弾いてるマクナイトを女性が見つめる」ところから恋愛が始まった事を歌詞の中のI remenberという部分の映像が表現している。特に曲の最初が朝に去っていく彼女の姿だから。

上半身の姿にも表情のアップを重ねているシーンが多いから、やっぱりそれだけ歌っている表情を伝えたかったのだろう。そんな意味でも、売れ線狙いゼロのストレートなマクナイトの映像表現。One Last CryもAfter the Loveも良いVCだけど、このThe Way Love Goesの彼の表情こそマストとしたい。

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個人的には、このベットから起き上がる上半身裸のシーンが好き。こんなシーンでも内省感が出ているのが憧れだったりする。この痛みを含んだ表情かな。

やっぱり男はこうでないとね(笑

ちなみに「乱暴と透明の奇妙な同居」が一番伝わる絵画が伊藤若冲。若冲の絵に囲まれたマクナイトのコンサートとかあったら最高なんだけどな。
 



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