マクナイトの恋愛指南

■「問い」:友達以上、恋人未満の相手から昔の恋愛について聞かれました。どう答えればいいでしょうか
■「普通」:○○があってすれ違いが起きてしまって、、、、けど○○な部分は自分自身も至らなかったと思ってる
■「BM」:昔の彼女の事は好きだったよ。

女性誌レビューを見ていると、「付き合う前に相手の恋愛観をチェックしろ」と説いてる事が多かった。それは納得するんだよね。逆に男性向けの恋愛指南本では滅多にみかけない。恋愛関係を長く続ける事に対するモチベーションが女性と男性で違うから。ただし、女性からチェックされた時に下手なことを答えると、付き合うことができない。だからこそ、男性向け指南本の答え(「普通」)は上手い。相手のせいにせず、自分のせいにせず、かつ、ちょっとだけ自分のミスも述べる。これが一般的にはパーフェクトな答えだし、結構納得してる。本の名前は忘れてしまったけど、この答えは覚えているなぁ。

けど、マクナイトは隔絶した世界にいる。
「昔の彼女の事は好きだったよ」なんて「引きずってる」と思われるだけなのに、マクナイトはこう答えるだろうし、この答えを聞かされて、「私もこの人に愛されたい」と女性が思うことなんて99.9%ありえない。けど、その有りえない道を作るための作業こそが彼のデビュー作だから。(以下再掲)

まるで、「貴方の事とは終りにしたいの。良い人と出会ったの」という言葉に対して「おめでとう」という返事をする為の儀式のような、、、
次ぎの彼女との会話で、前の彼女の事を聞かれた時に、「彼女の事は好きだったよ」という一言で、今の彼女へ安心感と誠実さを渡す為の儀式のような


この部分を唯一他の作品で感じたのが、日産のゴーンの伝記。(以下再掲)
以前に日産のゴーンの自伝(カルロス・ゴーン経営を語る)を読んだけど、かなり面白かった。一番、感銘受けたのは、今の奥さんと付き合う前に真剣に結婚を考えた女性がいたということ。それに対する文章の書き方。やっぱり書くのが誠実さだと思うんだよね。「以前に結婚を考えた人がいる」っていうのは、相手もそうでない限り、相手にネガティブな感情を呼び起こすのは当然。 けど、それを隠したり、無かった事にする方が100倍腐ってる。そう思って生きていても、なかなか伝わらない事は多いんだけど。あのゴーンの自伝の文章は参考にしてもいいかもね。相手に受け入れられる書き方をしてたから。
最近のゴーンは長く居座りすぎだとも思うけど、この伝記の記述を見て以来、親和性を感じているのは事実。

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今までぶっ飛んだ紹介しかしてこなかったから、窓口を広げるために趣向を変えてみたけど、効果あったかな(笑 こういう風に良さを表現すると、沢山の人に伝わる作品のように見えるのに、実際は聴く人を選ぶ。これだけメジャーになったけど、核の部分は同性にしか伝わらない。Brian Mcknightを聴き込んだ女性は、MaryJ.を聴き込んだ男性よりも少ない。

以前に、「今の自分は見れば分るよ、マクナイトの1stを一発で気に入るかどうかは。乱暴と透明の同居が伺える視線の男は絶対気に入ると思う」と書いたけど、この乱暴と透明に一番近い絵が若冲だと思う。

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マクナイトって僕の記憶では、大昔に大阪に一度来ただけだと思っていたけど、違うのかな?
今回は死んでも行きますわ。それに合わせて色々と書こうと思ったけど、いつものスタンスを繰り返してもしょうがないのでちょっと趣向を変えてみました。実際、模範回答例の○○に文章を入れた時点でDeepになるからなぁ。


 



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