Groove Theory - "Groove Theory"

スキの無い女性が、一瞬だけ扉を開ける曲


95年の作品だから随分と取り上げるのが遅れた。当時から聴いているけど、結局自分はGroove Theoryにはハマれなかった。その後のAmel Larrieuxのソロもダメだった。オシャレなのは分かる。Sadeが沈黙してた90'S中盤に、当時の音を洗練させてデビューした凄さも分かる。けど、そういう文脈の中での理解は、音楽を聴く態度として必須ではない。本当に必須なのは自分の心の奥底と繋がる感覚。Amel Larrieuxとはそれが無い。

Sadeも昔はそうだった。Sadeの1作目も2作目にも「真の恋愛を感じない」と言ったらAmelのファンからもSadeのファンからも半殺しにされるかもね(汗 けど、そういう人はMaryJ.もKelly PriceもKeyshia Coleも聴かない。同じ惑星の上にいても住んでる世界が違う。

男の性欲を小馬鹿にしてるオシャレな女性がガツンとはまる曲群
ここまでは流石に言い過ぎかな(汗。Terry EllisやAdrianaと違ってミドルの曲の出来が良くて(まさしくGroove Theoryという名前の通り)、その分だけ攻撃性が出てる。この点こそが一部の女性陣がハマル理由なんだと思う。06:Tell Meが特にそう。「なんでも私に言ってみて」というノリだけど、心情的には全て《拒否》なんだよね。直球投げても変化球投げても拒否するような雰囲気だから。この曲のノリでTell Meと言われたら、「とくに、なにもないよ」と返すことだけが唯一の正しい回答に思えてくるのは僕だけ?
08:Hello It's Meを褒める人も多いけど、Isleyの曲をより綺麗な方向にしたのは分かる。けど、優しさは減ってるよね。午後の太陽が似合うような寛ぐ感覚は無くなったと思うんですけど。。10:Angelもそう。曲としてはいい。けど、何かが足らないと思う。

基本的にGroove TheoryもAmel Larrieuxも合わない。これだけ名作扱い受けてる作品にネガティブ書くのも気が引けてて、ずっと書かなかった。けど、今回のタイミングを逃すとこの先も同じだろうから書いておく。


04:Come Homeの良さ

この曲だけは歩み寄ってる姿を感じる。オシャレで高ビーも感じる女性が、一歩隙を見せたような雰囲気。どれだけオシャレでどれだけモテてても、最低限これぐらいはできるようになった方がいいと思う。「ハウスってこれぐらい。ホームってこれぐらいだよね。この間にあるものは何? というよりも、この間にきみは何を置きたい?」って、手で小さい円と大きな円を作りながら、本作に激ハマッテル女性に聞いてみたいと思ってた。それだけが唯一の扉の気がしてたあの頃。

その答えはAmel Larrieuxのソロ作にあったのだろうか。
そこんとこが、未だに分かってない。

若い女性にアドバイスする気なんてさらさら無いけど、どんなノリで男性と接するのであってもCome Homeぐらいのスキを見せれるスキルは必要だと思う。それをテクニックと言うつもりは無い。生きるうえで必要なある種の無防備さなんだと。端的に言ってComeの後がMy Roomならば体の関係に誘ってる。けどHomeならば単純な体の関係ではない。必要ならばすればいいし、必要無いならしなければいい。そういう感覚の心地よさ。

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「合う」「合わない」で言えば80%は合わない。Come Home以外は頭が痛くなる。今までもローナとかにはダメ出ししてきた。けど、さすがにGroove Theoryの本作に「Come Home以外ダメ」という勇気は12年間無かったです。昔も今もGroove Theoryだけを好きな女性とは完全に合わないと思ってた。ただ、久しぶりに本作を真面目に聴いて、二十歳の頃には見えなかった道が見える。06:Tell Meに対する真の答え。 さてさてGroove Theoryが好きな男性陣はこの問いへの、真の答えを知ってるのかな? 二十歳の頃にこの答えが分かっていたら、もっと違った人生があったのかもね。



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