Coop Deville - "Showroom Floor"

90'Sの手触りまでも


「K-ci&JoJo以来の最高峰R&Bデュオによる待望の新作がついに完成!美メロ系クラシック90'Sサウンドに新鮮さを加えたR&Bマスターピース登場」


CDジャケの帯に書かれた宣伝文句に完全同意したのはJaheimの1st以来じゃないか?と思うほどに、この宣伝は正しいです。東京出張中にHMVで見た時は「またか(笑」と思って半信半疑で聴いたけど、確かに凄かった。けど、最近は一回の視聴で買わないので、そのまま帰ってしまった(汗

その後だね、妙に気になりだして買わなかった事を後悔したから。次の出張日に買ってしまいました。改めて家でゆっくり聴いたけど、どの曲もレベルが高い。慌てて前作の1stも買って聴いたけど、完成度で言えば本作2ndの方が上だと思う。この作品から聴くのがお薦めです。

00'S、特に2005年以降は、90年代に近い歌手はインディーデビューが当然だったから。特にパワー系ボーカルグループが少ないのがショックで。。だからこそ、K-ci&JoJoとも比較されるほどの喉回しは最高です。兄弟デュオだからでなく、この歌心がK-ci&JoJoに近い。ついついJodeciの作品から全部聴きこんでしまいました。ただ、本作はJodeci時代のどの作品とも近くないです。

Jodeciの1stは彼ら唯一の清涼感があって、今聴き直すと一番良かったです。2ndは売れ線ということでは近いけど、この二人はあの時の彼らほどやんちゃさがない。Jodeciの3rdほどアホ丸出しなワケでもないしね。発売時はあの底揺れ感が好きだったけど、今から聴くと退場になった理由がよく分かる。

K-ci&JoJoの作品は今聴いてもどれも良い。その中でも傑作の誉れ高いIt's Realに一番近いとします。LifeやFFFFまで収録されているあの作品と同じレベルとまでは流石に言えないけど、すぐ背中まで来てます。それ位に本作は傑作です。この一言で、どれだけ気に入ったか伝わったと思う(笑

前置きが長くなりましたが、曲の紹介です。
視聴すれば01:Do My Thangの時点で買いでしょう。曲のレベルも高いし歌いっぷりもいい。02:Don't Goというタイトルの曲ではチェックが厳しくなりますが(笑、この曲はもちろん合格です。ただ、10代の心情じゃないね。そこがForever My Ladyとの違いかな。K-ci&JoJoのJoJoほど高音を出そうとしてなくて、この二人は同じ声質で歌う。けど、やっぱり一人の歌手の多重録音とは違う手触りがあって、そこら辺が兄弟デュオの良さ。曲に悲哀感が見え隠れしないから、まだ「Don'tGoと吼えたら戻ってきてくれる地点」だね。その時点で素っ裸で土下座することを、本HPとしてはお薦めします(笑

03:I Love U So
も同じテンポなのに飽きがこない。だから90'Sサウンドは素だね。狙って出してない。それがいい。04:Real Of FantasyでSlowテンポになる。そこでまた聴かせるんだよね。2作目でこの声の表情は凄い。売れてエゴでまくりだったJodeciの2作目より100倍良いのは間違いないです。

個人的にも気に入っているのが05:Let It Goです。歌い方に語りが入っているのに、押し気があるからだね。こういう歌を歌ってこそパワーボーカル系だと思う。06:No Moreはアンソニーハミルトン調だけど、ここら辺は次回に期待かな。07:I'm The Main Attractionの方がいいね。一番明るくてノリが良いのは、08:Super Loverじゃないかな。こういうゴキゲンな曲を作れるのも大事です。

唯一のポイントは、やっぱりFFFFに対応する曲が無い事かな。09:Overdose Of Loveはタイトルとしても曲調としても期待できるのに、ダメです。サビで「過剰摂取していいかな、お前の愛を」って、それは問題外(笑 やっぱりこのタイトルで行く限り、「もちろんそれが僕だとは思っていない。けど、恋愛依存症の君は唯一の男を見つけるべきだよ。僕はその手伝いならできると思う」っていうサビじゃないと。それが恋愛だろ。

10:Turn The Camera Onも良曲です。曲作りに関しては、どれも完全ですね。11:Somethin' About Youも良い。Japan Bonus Tracksの12:My Girlはかなり良いから、買うなら日本語盤がお薦めです。値段も高くないしね。


ということで、コーラスワークはもちろん、歌いっぷりも曲のレベルも問題なし。90'Sらしさでなく、手触りもよみがえってくるような作品になっているのは間違いない。90年代にデビューしてもRuff Endzのレベルは行っていたと思う。もちろんRuff Endzの1stよりは上。2ndと比べるとなぁ、"someone to love"に匹敵する曲がないと思ってしまうかも。ぜひ次回作ではもっと深みに降りて欲しいと思っています。個人的にはMy Girlが一番ぐっときたかな。My Girlと繰り返すサビの激ストレートさがいい。





コメント
彼らの2nd気になってました♪
1stと2ndの間にリリースされたDALEEONという男性シンガーの『HIGH SCHOOL MEMORY』というアルバムがCOOP DEVILLE全面プロデュースで、歌唱力などの点でCOOP DEVILLEのオリジナルアルバムに及びませんが、なかなかよかったです♪
  • TOUR
  • 2010/03/31 7:12 PM

2ndの方が曲のレベルが高いです。若さが出ている1stも好きですよ。1stにもやんちゃさが無くて、びっくりでした。Daleeonは今度チェックしておきます。アルバムタイトルには惹かれるけど、ジャケ的にはパスかも(笑
  • 若井寛
  • 2010/05/15 3:34 PM

こんばんは

来月に あの兄弟デュオCoop Devilleの
サウンド担当だったTrell Blazeが まさかのソロアルバムをリリースするとのことです
情報自体は1ヶ月くらい前から出てたみたいなので、すでに知ってるかもしれませんが一応コメントを書きました

アルバムタイトルが『Tokyo Night(邦題兼副題が『東京の恋人』)』なんで、
なんか不安ですが(笑)
  • Tour
  • 2012/11/28 6:55 PM

Tourさんこんばんわ

教えていただいてありがとうございます。Amazonでみるとmp3がメインみたいですが、CDとしては発売されるのかな。

発売されるなら買うリストに入れたいですね。Coop Devilleの作品が好きなのもありますが、アルバムタイトルも副題も個人的にはかなりツボなので(笑

  • 若井寛
  • 2012/11/28 6:56 PM

こんばんは
すいません!!
邦題の『東京の恋人』が強烈すぎてアルバムタイトルおもいっきり間違えました(汗)
正式には『Tokyo Lover』です
ジャケットのタイトルの下に赤字でローマ字読みで副題書いてあります
国内盤のCDが12/12に出るみたいですね
昨日、bmrのサイトに このアルバムのニュースが出ていました

あとは112の最後の一人Q Parkerも無事にアルバム発売できたようで、来月にまとめ買いで届くのを楽しみにしてます
  • Tour
  • 2012/11/28 7:32 PM

勝手にこちらに貼り付けて申し訳ございませんでした。

確かに「東京の恋人」は強烈だなぁ。このタイトルだけで日本のR&Bファンは買ってしまうかも。歌詞の中で東京の地名が出てきたら、よりGood。個人的には誕生日に発売となれば、より気になってしまう(笑 これは買い決定で。

Q ParkerはTourさんの評価待ちにしますね♪
  • 若井寛
  • 2012/11/28 8:21 PM

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