初夏に似合うR&B

邦楽において夏の曲といえばTUBE。それと同じぐらいにBlack歌モノ(Soul-R&B)において夏に似合う曲といえばEarth Wind & Fire。これは共通理解というより当然の常識に近い。本サイトは「夏」の特に「海」を苦手としているけど、それでも認めてしまうぐらいに夏の海岸にピッタリだから。

「じめじめした梅雨」「うだる暑さの夏」の間に挟まれた「初夏」

僕は初夏が一番好きだし、この初夏に似合う爽やかな熱さを唯一持っているのがCalvin Richardsonだし、この作品こそが僕が一番聴いたアルバム。リチャードソン、マクナイト、R Kellyが本サイトの三本柱だけど、流石にぶっ飛んだ曲は普段は聴かない。だからマクナイトの処女作もR.も数え切れない位に聴いたけど普段は聴かない。この先はもう年に1回も聴かないと思うし、それで構わないと思ってる。

けど、7月が来るたびにCalvin Richardsonの本作は絶対に聴く。そして一度聴くと「未だにこの熱さに程遠い自分自身」を痛感して1ヵ月ぐらい聴き込んじゃうんだよね。そうやって2001から10年以上を重ねて、この作品を一番聴いている。

Jaheimの処女作もかなり聴いたけど、あの作品を聴くと実感として辿りつけたと感じるし、ある線以上は後ろ向きに考えてもしょうがないから。それよりは今をマシな形にしていく必要があるし、そのためにこそ本作が必要。この作品は未だに辿りつけない。それこそが爽やかな情熱であり、その先にある澄み切った熱さだから。

「必要以上に薦められるとウザイ」のは分かっているし、この作品は本サイトのどこでもPushしてるから十二分にウザイのも分かってる。。それでも今回改めて書いたのは、そろそろ初夏になるからだけでなく、前回の色気との関連

色気とは相手の情欲のコントロールであり、それは距離感のコントロール
「相手の情欲のコントロール」ってそれは個人的には有り得ない。するのもされるのも有り得ない。現実にはある話だけど、「人として間違ったスタンス」と思うから。

「抱擁感・熱さ・覚悟」において《近さ》を生み出すものは抱擁感だから。ポイントは《遠さ》を生み出す覚悟だと思う。男の色気=「抱擁感 熱さ」になんか納得がいかなかったのは、この中に《遠さ》を生み出すものがないからだと、やっと分かった。
ここも違う。Calvin Richardsonだけは熱さから《遠さ》を生み出せるそれこそが澄みきった熱さだから。もちろん普通は混乱しかない。以前にこちらにも書いたけどもっと分かりやすく言う。

熱さの原液
この熱さはウイスキーをロックで飲むよりも難しい。このレベルを「直接出せる男性」も「直接受けとめれる女性」もこの世に1%もいないと思う。水や炭酸等でウイスキーを割る事が多いように、この熱さも何かで割らないと普段は使えない(あちらのパンティーはギャグだけど)。けど、男である限り、己のコアとしてこの原液レベルを目指すべきだと思う。そう考えている男性は世界中で5%ぐらいかもしれないけど。。


「情欲のコントロール」が有り得ないとしても、「距離感のコントロール」は手段としては間違ってない。ただ手段として間違ってない事と、手段を目標だと思うのは別。誰がどう考えても「色気の目標⇒距離感のコントロール」ってそれはオカシイ。じゃあ何が正しいって、それはもっと手間に戻って

人間の感情が波打ってるから
この地点なんだよね。無理に色気主体で考えるから間違った道に迷い込むのであって、素直に「波長が合う」を考えればいい。そりゃそうでしょう。男だって女だって「波長が合う」のが最終的な決め手になるのだから。

けど、「今の自分の波長に会う女性がどこかにはいるハズ」と考えるのはやっぱり願望丸出し。波長自体の色気はある。相手の情欲とかそんなことは考えなくていいけど、やっぱり自己の波長の色気は本気で考えてもいい。ならば男の理想としてこの澄みきった熱さはもちたい。本作を初めて聴いた2000年の7月は、あまりのショックとあまりの正しさと、あまりの今までの自分自身のオカシサに、「泣けた」というレベルじゃない。「号泣」というか「脳天直撃」というか「次の日学校/会社には行けない」というか、それぐらいにショックだったから。

というのは嘘(笑

そんな作品じゃないよ。もっと静かにじわじわとくる。最初はさらっと流せるんだよね。味気無いと感じる人も多いし、K-ciと歌った一曲目以外は記憶に残らない人も多い。そんな風にレビューしているサイトも多かったし、それはそれで多数の意見だと思ってる。けど、そこでわずかに感じた人だけが、踏み込む。一歩踏み込むと一歩感じる。もう一歩踏み込むともう一歩感じる。導かれるように繰り返し、気づいたら1ヵ月が経過してた。

そんな作品だから。


----
素直に言えば、やっぱり色気なんて考えなくていいよ。「色気を磨いている」なんてパス。けど、「男を磨く」は必要だし、その《男》の中にこの作品が含まれるか?だけなんだよね。俺は含む。君のことは知らない。そうした方がいいとも言わない。女遊びもそう。「やれるんだったらやれる時に素直にやれば?それが自然だよ」と思うし、薦める話でも自分は絶対に違うといえる話でもないから。相手の情欲のコントロールはやっぱり否定しちゃうけどね。

ただ、もっとぶっちゃけて言えば、第二次成長直後の男の子にこそ聴いてみて欲しいかも。性欲と熱さの真の関係が、その年代ならば素直に受けとめれるかもしれないと思うから。相変わらずぶっとんだ事を書いているけど、これが事実です。

ちなみに前回のJoeで「AllとNothingの間の揺れ動き」を出すのが色気といったけど、そこに不満がある人は本作の07:Half The Timeで表現されているHOTとColdの間を揺れ動きを100回聴き込めば必ず分かる。



コメント
コメントする








   
この記事のトラックバックURL
トラックバック

All List

categories

links

recent comment

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

みんなのブログポータル JUGEM