Bobby Brown - "The Masterpiece"

ギラギラを取り戻せ


このジャケに加えてAll Is Fairが収められた。だから個人的には売れなかった前作:Foreverをもっと突き詰めた内省的な作品だと期待したんだけど・・・あれ?このロックな曲は? 曲を聴いてると旧車會が浮かんでくる。褒めているのか貶しているのか分からないけど、これが素直な感想。

10代後半でデビューしてスターになった男性が、脂の乗ってるキャリアピークの20代後半で発表するような手触りの作品なんだよね。こちらの想像と180度違う種類の作品だけど、ハマル人にはハマルかもしれない。今までのBobby Brownの中で一番近いのは大ヒットした92年のBobbyでしょう。

僕が前作:Foreverを好きだったのは、大スターなのにあくまでも無名プロデューサを連れてきて、売れ線よりも自身の素直さを突き詰めていた所だから。そんな意味では、この作品こそが2012年に43歳になるBobby Brownの現時点での素直さなのだろう。92年に二十歳前後だった人なら懐かしくなるかもしれない。

03:Get Out The Wayは結構ナイスなUP。サビでのコーラスアレンジメントがいい。若いわ〜〜。この曲なら28歳でいける。それぐらいに声も音も若い。音もエレキガンガンじゃなくてリズムが効いてるしね。そんな意味では全く合わない作品ではないのだけど。04:Damagedもやりたいことは良く分かる。05:Can't Give Upが一番押し気に満ちていて、このタイトルの通りなんだろうね。こういうノリは2005以降の若い歌手には有り得ないし、ジャンル全体がHipHopになっちゃって歌モノの分野では誰も該当する人がいない。そういう意味は貴重なポジション。というよりも、今の状況でこの場所に打って出たその意気込みは買いたい。06:Set Me Freeを聴いてると妙にユーロポップのノリが加わった最近のシーンを感じてしまう。個人的にはパスだけど、ボビーの今とはあったのかもね。

個人的に期待してた方向性に一番近いのは08:Exit Woundsです。このタイトルからくる。お互いに殴りあうような熱い夫婦にぴったりの名曲です。09:All Is Fairは確かにStevie Wonderの最高傑作のカバー。山あり谷ありの大スター人生の結論としてAll Is Fairと実感したBobbyの声は、若いときに内省で突き詰めたStevie Wonderの元歌よりも大多数の人に届くのだろう。それは一つの良い点だと思ってる。元歌をあれだけガンガンに聴いてあれだけガンガンに書いた立場から言えば、曲をドラマチックにアレンジしすぎで、感情が先行しすぎだと思うけど、それこそが入口になるのだから。そして10:The Man I Want To Beで元の雰囲気に戻る。このタイトルの通りで、これがBobby Brownの理想なのだろう。確かに往年の大スターだよ。

「最近の若い男性は大人しすぎ」&「昔はアホでも管理職になれた」
  と思って平日にストレスをためている40前後の男性
そんな人が休日に車で大音量で流しながらストレス発散するのにオススメ


15年ぶりの新作という意味では、去年のJohnny Gillの方が個人的には合うけど、このBobby Brownの方がイイと思う人も多いのだろうね。個人的にはそういうタイプじゃないけど、この心意気はかいたい。

なんにせよ今日初めて聴いたから、また理解が進めば追加します。




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