Freddie Jackson - "For You"

キャリア後期の傑作


Freddie Jacksonは今まで啓志本で取り上げられていたRock Me Tonightを持っていただけです。80'Sにキャリアピークだった正統派男性ソロシンガーとしてLuther Vandrossに次ぐ位置づけだと思ってた。Rock Me Tonightは気に入ってたから、他の作品も集めようとしてたら昨年末にYouTubeでたまたま見つけたこのVideoClipが衝撃で。このジャケもちょっと怖いけど気合を感じる。そもそもメロウなミドルの01:I Don't Wanna Goがナイス。UPの02:After All This Timeをはさんで03:A Dozen Rosesがたまらない。ミドルの04:Incognitoも素晴らしい。この瞬間に買うことを決めた。

1950/03/26 Teddy Pendergrass
1951/04/13 Peabo Bryson
1951/04/20 Luther Vandross
1953/01/29 Charlie Wilson
1955/04/30 LV
1955/10/01 Howard Hewett
1956/10/02 Freddie Jackson

誕生日リストから抜き出してみました。本作の発売当時は54歳になるんだね。確かにキャリア後期に相応しい年頃。歌の良さもあるけど、この歳の重ね方に惚れた。Peabo Brysonのあの作品と同じだけのレベルだと思う。今までもIsleyO'Jaysとかキャリア後期の傑作を集めていたけど、今後もこういう作品を集めていきたいと思ってる。

その後たまたまEn-Wikiを見てたらビルボードのR&B-HipHopのこの25年(1985-2010)の総計チャートTOP50を見つけて、Freddie Jacksonの位置づけの高さを改めて痛感してました。Joeが48位でFreddie Jacksonは9位。JayZが8位でLuther Vandrossが7位。このランキングでTOP10に入るのは本気で凄いと思う。

07:For You I Willもいいんだよねぇ。やっぱり正統派のシンガーは違う。この心情の良さ。個人的にはあのランキングで栄光の1位に輝いたR Kellyのような愚かさを期待してしまうが、そんな面がゼロなのが80'Sの歌手だと思ってます(笑 デュエットの10:Definition Of Loveもいい。収録曲のレベルの高さではPeabo Brysonのあの作品よりも上だね。それ位にナイスな曲が多い。

ということで、まだ2作だけ聴いただけなのでFreddie Jacksonの個人的な面は分かりません。愚かを感じる曲も無いからえぐられる部分も無い。けど、純粋に傑作なR&Bとして味わうには最高だと思うので取り上げました。Freddie Jacksonの以前の作品はこれから地道に集めて聴きこんでいく予定。5CDで発売されないかな(笑

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次回はJennifer HudsonかAdriana Evansかな。Jennifer HudsonはどうしてもKelly Priceと比べてしまっていたけど、やっぱり自分はそこしかできないから。開き直ってとことんKelly Priceと比べたレビューにしようと思って。2作まとめていきます。Adriana Evansは2010のWalking with the Nightです。やっぱり「昼を司るネオソウルの女王」だよ。

 

 

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