Anthony Hamilton - 前置き

「00'S以降の歌手の中でソウルフルなのはAnthony HamiltonとJaheimの2名」はR&Bファンのコンセンサスだと思ってる。もちろん他の歌手にもソウルフルな曲はあるけれど、歌手自体として形容される栄誉を受けているのはこの2名だけじゃないかな。これまでに4作以上を発表し、2012年の現時点でも活躍しているのも素晴らしい。

なのに本サイトでずっと紹介してなかったのは、私自身が妙に苦手にしてたから。いや、苦手じゃなくてガツンとハマらなかったというべきか。Anthony Hamiltonのもう一つの形容詞として「苦労人」というのもある。ソウルフルかつ苦労人として、幅広くのファンを掴まえている歌手。それはもちろん分かってる。けど、苦労人というならば本サイトは間違いなくTommy Simsを聴き込む。あのレベルにハマると苦労人という言葉を軽々しく使えなくなるから。

ソウルフルという意味ではJaheimを聴きこんでいたから、Anthony Hamiltonを聴き込めなくてもそこまで問題ないとは思ってた。けど、やっぱりAnthony Hamiltonはパスできない歌手だと思う。「パスは3回まで」というのは日本人のコンセンサスになるのかな(笑 一つのジャンルを集中的に聴き込むとしても、やっぱり全ての有名歌手を気に入るワケじゃない。だから「パスは3回まで」ぐらいのスタンスでいいと思ってた。けど、それ以上に大事なのは「パスしちゃダメな歌手がいる」という事実。

もちろんどの歌手について「パスしちゃダメ」と感じるかはリスナー人生それぞれだと思うから。ただ本サイトの色々な基準から考えると、Anthony HamiltonとJill Scottはパスしちゃダメだと思ってた。

けど流石に3作買って全てハマれないと、気持ちはなかなか続かない。。Anthony Hamiltonもそう。Comin' from Where I'm From(2003)、Ain't Nobody Worryin(2005)、Soulife(2005)の3作を聴いて掴めなかった時は結構落ち込んだ。とくにSoulifeはジャケもタイトルも気に入ってたから。曲に違和感を感じるワケじゃない。結構聴ける。いや何度でも聴ける。自然と口ずさむぐらいにはなる。けど、JaheimやTommy Simsのレベルまでは好きとは言えない状態。アルバム全部を自然に流してそれで終わり。リピートボタンを押したくなる曲が無い。そんな状態が続いてもう7,8年経過してて・・・

「ガツンと歌った歌手をガツンと聴き過ぎているサイト」というのは自分自身でも良く分かっているつもり。音楽への接し方は人それぞれだと思っていたけど、やっぱり不十分なんだよね。結局、ネイティブなスタイルを磨いていくのは20代までだと思ってるから。30代はもうちょっと視野を広くとらないと。自分にとってその象徴がAnthony HamiltonとJill Scottだから。今回はBack To Loveというタイトルなんだから、このフェーズでもダメなら諦めようと思っていたのが、去年の終わりごろ。

ということでものすごい長い前置きで非常に申し訳ございませんが、ここまでが僕にとってのAnthony Hamiltonです。

(あまりに長くなったので、別にしました・汗)





コメント
Hamilton新作聞けてないです・・・
前作、前々作はかなり気に入って、ライヴまで行ったんですけどね・・・
レヴュー拝見すると、かなり良作みたいですね!
視聴してみます!
ちなみにライヴは作品より超絶Funkyで最高でした。


あと、Tommy Simsといえば去年アメリカのカントリーミュージックの聖地、
ナッシュビルに行ったとき観光のパンフレットか何かに
写真がでかでかと載っててびっくりしたのを覚えてます。
現地では有名なのかな?
彼のアルバムは密かな名盤ですね
  • kot
  • 2012/03/12 11:50 PM

平日が忙してコメント承認遅れてすみませんでした。

ライブまで行ったならファンですねぇ。良かったらに前作、前々作で気に入った曲を教えていただけないでしょうか。参考にさせていただきたいので、個人的には上記3作はそれなりに気に入ったのですが、近作2作は聴きあぐねているので。

>ちなみにライヴは作品より超絶Funkyで最高でした。
それはいいねぇ。


ナッシュビルに行ってきたとは素晴らしい。私は07年のサンフランシスコだけなんでもうちょっとBlackミュージックの有名所に行くような計画を立てるべきかもなぁ。Tommy Simsが地元で大々的に取り上げられているのは非常に嬉しいです。

>彼のアルバムは密かな名盤ですね
本サイトでは極端な取り上げ方をしてて、その点は反省してます。前半には明るい曲もあるし、結構幅広い聴き方ができる作品だと思ってます。
  • 若井寛
  • 2012/03/16 11:12 PM

お返事ありがとうございます。

すみませんSouthern Comfort(07)は蔵出しってことで入れてませんでした。
前々作、前作と言ったのはAin't Nobody Warryin'(05)とThe Point of It All(08)です。

Ain't Nobody Warryin'は
・Where did it go wrong?
・Can't let go
・The truth
・Pass me over
・Never love again
・I know what love's all about

The Point of It Allは
・The cool
・The day we met
・Hard to breathe
・The point of it all
・Fallin' in love
・Her Heart

あたりが特に気に入ってます。
実は久々に聴いたんですが、二枚ともクオリティに圧倒的されてしまいました。
Hamiltonの声は包み込むような優しさと、煮えたぎってるような泥臭さが同居してて好きです。


  • kot
  • 2012/03/18 8:33 PM

>すみませんSouthern Comfort(07)は蔵出しってことで入れてませんでした。
確かにそれはそうですね。私も本作は後から集めたので。

The Point of It Allの方は聴く時の参考にさせていただきます。

Ain't Nobody Warryin'は好きな順に並べると以下の感じ。
11. Never Love Again
1. Where Did It Go Wrong?
2. Southern Stuff 、4. Ain't Nobody Worryin' 、
6. Preacher's Daughter featuring Tarsha McMillian
8. Everybody 、5. The Truth 10. Change Your World

Back To Loveから巻き戻すと、まずはNever Love Againかなと(笑

>Hamiltonの声は包み込むような優しさと、煮えたぎってるような泥臭さが同居してて好きです。
確かにいい声してますね。しゃがれ度合いがJaheimとはまた違ってて、喉が太くて声が低いというワケでも無いからついつい真似してくなる。
  • 若井寛
  • 2012/03/18 9:55 PM

コメントする








   
この記事のトラックバックURL
トラックバック

All List

categories

links

recent comment

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

みんなのブログポータル JUGEM