返歌:Answer Song/Inspire Songの世界

辞書を引くと「返歌」の英語訳もないし、answer songもInspire Songもない。

「カバー」と「サンプリング」はあっても寡聞にして聞いた事が無い。返歌は和歌の用語。「人から贈られたり、言いかけられたりした歌に対する返答の歌。返し歌。」とgooの辞書にもある。英訳がAnswerなら「問いかけ」が前提。問いかけしてない曲でも返歌はありうる。ラーメンに「二郎インスパイア系」があるように「インスパイア」もいいかも。皆が納得する用語が決まるまでは「返歌」。大事なのは判定基準のほうだから。

.瓮蹈妊ーラインの一部を拝借/サンプリングしている
曲の出だしを合わせている
タイトルが同じ〜連続性がある
い修發修發龍覆離灰鵐札廛函振覆生まれた状況が同じ〜連続性がある

これらが判定基準。同一曲ではないからカバーではない。じゃあサンプリングと何が違うか。一言でいえば志向性。サンプリングはあくまでも音楽性。つまり、サンプリングなのか返歌なのかはリスナーに依存する。ある人はサンプリングだと思い、別の人は返歌だと思う。そこに行き過ぎな深読みがあることは否定しない。けど、「深読み」があるからこそ新しい道になる。安全地帯をキープしても何処にもいかない。

■恋愛は全て公平か
一番最初に返歌だと思ったのはStevie WonderのAll in Love is Fairに対するGlenn LewisのIt's Not Fairです。上記基準で,鉢い該当。誰でも気づく。気づかない人はBlack Musicのファン失格レベル。この歌が素晴らしいのは「僕はどうしてもFairと思えないのです」という訴えだから。正しい。120%正しい。Stevie Wonderが歌ったのは恋愛の極地だから、”納得いかない””在りえない”というべき。これこそがStevie Wonderが喜ぶ反応。下手に分かった顔をする方が激怒されると思うな。

■僕はこの先何をするのだろう
次に返歌だと気づいたのはTyreseの最高傑作:What Am I Gonna Doに対するDevanteのNow & Laterです。,婆棲里世隼廚Δ日本語版解説はスルー。このタイトルを突き詰めるとなのにね。What Am I Gonna Doを単語二個で表現するならばNowとLaterになる。流石Devante。曲の理解度はこういう場面で明白になる。そもそもこの曲をTyreseの最高傑作と名言しているのはいまだに本サイトだけ?。それは凄く寂しい。だからDevanteが返歌したことが物凄く嬉しい。

■糸
3つ目に気づいたのは邦楽です。ラジオで聴いて以来気になってた大和田慧。コンサートでアルバム買って、「糸」を一番深い曲だと思った。けど、もうひとつの「糸」は会社の後輩に教えてもらった。それが中島みゆきの「糸」です。メロディーはまったく別物。しかない。けど、これはまさしく返歌。中島みゆきは縦糸と横糸で歌い上げる。だからこそ大和田慧も糸で織りたかったのだ。意図をもって伸びる糸。けれども最終的に織物は作れなかった。だから”納得いかない”でも”在りえない”でもなくて、”私には無理だった”という静かな叫び
 
後輩が友達の結婚式に参加したら、友人代表で「糸」を歌った男性。一時期歌手を目指していたその歌声に惚れたと。彼女自身もずっとピアノをやっていた。音楽性の部分で共有出来る人を探してしまう道理。このエピソードを聞いて、中島みゆきの「糸」を聴いた。両方聴くと分かる。この二つは繋がっている。



■男の約束、それが女のプライド
4つ目はつい先週。数年前に聴いた時に分からなかったのは凄くショック。深夜に起き上がって追加の文章を書くぐらいにHoustonのデビュー作には感動したというのに・・・ △鰐棲痢そしてでもある。男が死ぬ気で守った約束こそが真の女のプライドになる。「愛してる」で明白。この言葉を男がどれだけ守ったか。守られない愛してるは単なる口説き文句。だからこそこの二つは繋がっている。


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とりあえず、現時点で覚えている4つの返歌を書きました。
返歌に光を当てること。この道が太くなれば、Answer SongでもInspire Songでもなく、いつかHenkaという単語で本国でも広まるかもしれない。もうTOFUやSUKIYAKIといった食事系単語で満足する時代じゃない。。「上を向いて歩こう」が「SUKIYAKI」なのはもうしょうがない。本当ならばぜめて「UE」であるべきだったが、いまさらこんなことを言ってもしょうがない。最近、職場の近くにUMAIバーガーが出来た。アメリカ発なのに「旨い」という日本語が店の名前になっている。けどこれも食事系。そこが寂しくて。どれだけ深い視線の言葉が翻訳されずに伝わるか。

本国のリスナーが気づく前に言う。それが第一歩。最終形は歌手自身が気づくことだね。深い歌はそれだけ無意識まで染み込んで、気づかない地点で繋がる。それが単なるパクリと違う。昨年、「ずっと」が「接吻」のパクリだと話題になってた。「たとえ染み込んでいたとしても、発表前に気づけよ」だけど、この曲のおかげで「接吻」が再度話題になったのなら、あとはリスペクトの表明と謝罪と楽曲使用料の問題だから。

トランプが大相撲を観戦したこと。
「畳に椅子おくなよ」は国民の総意だと思うけど、「デブがとっくみあいしてる」と見下している外国人も多い中で観戦しに来たことは素直に感謝すべきだと思う。たとえ日本が皇室に代表される歴史がある国であったとしても、そんなのは過去の話。大事なのは深い国であること。深さとはカバーでもサンプリングでもなく、返歌で伝えるものでしょう。

いつか日本の歌手がBlack Musicに返歌をする未来を夢見てる。
もう僕よりも年下の人達が増えているだろうから、はっきり書く。

己のソウルに刻印された歌を紡ぎだす。真の意味で生きていれば絶対にカバーにはならない。同じ人生が在りえないのと同様に同じ歌も在りえない。極論すればカバーは憧れ。同じレベルのソウルまで磨いたといえるならば、紡ぎ出したものは返歌になる。

日本人がSoul Musicに刻印できることを。世界中の誰もが日本人はSoul Musicを歌えないと思っている。だからこそ最初は圧倒的な返歌でないと、全米No1に届かないかもしれない。ここまで書いて、そんな気がした。

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ぜひ他の返歌のレビューを待ってます。周囲がどれだけ「深読み」「単なるサンプリング」と言っても、だからこそ体を張って欲しいから。




Rhythm Nationアーカイブ

Rhythm Nationのアーカイブがあることを数ヶ月前に教えてもらいました。

 

TOPページだけ残しているのは哲章さんの意志だと思っているので悩んでいましたが、中身を見れなくて10年ちかく。読んだこと無い人も増えていると思うので、本サイトでも紹介しておくことにしました。

 

Rhythm Nation更新が止まって数年した2007年ぐらいにサイトを全部保存した。本件教えてもらって以来Rhythm Nationまるごとスマフォに入れてたまに読んでます。当時全部読んでも改めて読むと気づきが多い。特にアレサのローズ。自分がレビューできるぐらい聴きこめてやっと哲章さんの文章の真の深さが分かる。以前にジャネットと同い年と書いてあったから、Rhythm Nationの文章は35〜40歳のとき。当時は楽曲の理解度について少しずつ伸ばしていけば良いと思っていたけど、40歳を越してRhythm Nationを読むと色々と凹む。凹むというのもおこがましい話だが・・・


 

若井さん

鬼のように久しぶりです、
今はケンカイヨシという名前で音楽活動をしている、○○○です。
P2S2R&Bに影響を受けまくった元高校生男子です笑
http://web.archive.org/web/20000417090225/http://www2s.biglobe.ne.jp/~r-nation/index.htm
吉報がありまして、web.archive.orgにて、
なんと過去のRhythm Nationが読める状態になりました。
以前ここのサイトにアクセスしても、何故か、
「哲章さん本人の通報によりブロックされている」
と表示されていたのですが、解除された模様。

読みたい!ってファンがツイッターに多すぎるから、
こっそり解除してくれたのだろうか、、、いずれにせよ、
いつ彼の気が変わるか分からないので今のうちにページ全保存しました笑

あのAaliyah評がまた読めるなんて。。。素晴らしすぎますよ
取り急ぎご報告です!!!

ブロックが無くなったのは哲章さんの心境の変化かな。このご時世でサイトの基準が緩くなるのも考えにくい。当然、哲章さん自身がダメといったら当然止めますが、言われるまでは紹介しておこうと。本当ならば哲章さんに事前にメールすべきなのかもしれないのですが、その勇気は無い。。

 

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そうそうケンカイヨシさんはwikipediaにもページもあるんだね。素晴らしい!

あ、なんとなくケンカイヨシさんのメール貼り付けたけど責任分担の意味じゃないよ(笑 このメールの文章をみるだけでも哲章さんに伝わるモノがあると思うし、ページ全部保存なんて俺も昔やってる。もちろん個人宛のメールなので、言われればいつでも消すよ〜(笑

 

昔のWebはYahooにページがあることがある種のステータスだった。00'S中盤から2chにスレッドが立つとか、wikipediaのページがあることになった。2chのスレッドは高評価とは言えないけど、話題にしたくなるという意味でね。wikipediaの方は客観的な活動の部分。そんな意味では、うちはずっとこんな感じで続いていくのかもね。

 

 

あ、一応ここで宣言??しておきます。更新がとまってもサイトを閉じることは無いと思うけど、その数ヶ月にはちゃんと言います。その時は特別なソフトで全部ダウンロードするのもめんどくさいと思うので、ダウンロード用にもzip置いておきます。どれだけニーズがあるか分からないけど(笑

 




単なる「良い」では聴きこみが足らない

前回[2019.06.16]の考察が不十分だったので書き直し。

 

以前にヘッドフォンの音楽環境しかない後輩の話をしたけど、ヘッドフォン/イヤフォンで耳元で聴いて楽しめるのは感性に合う曲だけ。合わない曲でも部屋で流しているとそのうち気に入ることもある。だから「耳元 or 体全体」の軸。それ以外に「座っている」のと「体を動かしている」差も大きい。体が動いている方が自分の感性の枠が広がる気がする。それは動物としての当然なんだと言い切りたいぐらい。だから「静 or 動」の軸。この4軸で音楽環境を分類する。

 

すると、音楽を聴く典型的な環境は下記になる。

 

”屋で聴く 

∧發い討い襪箸に聴く [耳元・動]

N鷦屬把阿                 [耳元・静]

ぜ屬把阿                   [体・動]

ゥ好檗璽鎮罎膨阿   [耳元・動] (スキー場とかは[体・動])

 

車が[動]で列車が[静]なことに異論があるかもね。けど、運転しているなら[動]なんだと思う。助手席に座っているならば列車と同じ[静]だが。

 

もちろん好きな歌手ならばどれでも大丈夫。けどタイプが合わない(ピンと来ない)歌手の場合い和膸。静岡在住の時は通勤含めて車を使う生活だったけど、神奈川にきて車を手放してもう8年目。どれだけレンタカー/カーシェアでDAPを持ち込んでもい竜_颪聾困襦△鉢とグ磴い漏萋偉未な。個人的には大して変わらないけど、もしかしてスポーツの才能があれば変わるのかも。自作スピーカーでも書いたけど、体全体といってもスピーカーのサイズはポイント。足裏マッサージか全身マッサージの違いぐらいはある。

 

音楽環境がやっと完璧!?になって、改めて最初から聴き始めたらAlgebraと21:03で新しい気づきが。ずっと投稿できなかったので慌てて書いてました。やっぱりおざなりになってたんだね。MP3で安価に聴きるようになると、どうしても最初に合わないタイプを聴きこむモチベーションが下がる。昔みたいにCDで2000円払っているのと比べるとね。。最初に聴いたときもネガティブな感覚はゼロで「そこそこ良い」という感想。けど、それって恋愛における「良い人」と一緒なんだと思う。

 

どれだけ心に引っかかるか。

これが深みに下りていく扉。恋愛でもそうだけど一番楽なのは相手と自分の境遇が似てること。真逆でも何か感じる部分はあるかも。けど、相似でも正反対でもなければ、やっぱり取っ掛かりが少ない。そういう時に「ヒットしている」とか「ガツンと褒めている人がいる」のは聴きこむきっかけになる。恋愛でもそう。人気者はもっと人気者になるし、友達の恋人に惹かれることも。ヒットについては二十歳前から気にしなくなって、Rhythm Nationも無くなり、SoulATFさんもYoutubeに投稿しなくなり、最近はずっと「薦められて聴く」のも遠くなってた。うちのサイトのコメント欄に色々と紹介してもらえるのに、その作品の聴きこみが足らなかったね。ほんと申し訳なかったです。
 

 

歌手と心が重なる地点が見つかれば、他の曲の良さも見えてくる。

いまとなってはAlgebraの1:At This Timeの良さも分かるから。21:03もそう。1曲でいいんだよ。連続リピート10回できる曲があれば他の曲の良さも見えてくる。もちろん「そこそこ良い」の時点でレビューを書いてもいいけど、それは10代の頃から見るのもイヤだったから。いや、見るのはイヤじゃない。参考情報にはなる。書くのがイヤだったんだ。それも今となっては僕のエゴだったのかもね。そんなことも思うようになった今日この頃。
 

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以前から話題にしている音楽再生専用PC:ラズパイ&I2Sだけど3.5HDDをつなげるのがめんどくさくて、、、SDカードにMP3を入れて聴くならば普通のPC&USB-DACと変わらないのでは? と気づいてしまい半年以上つかってなかった。先日、内部設定でUSBから1Aを供給できてポータブルHDDが繋がる事が分かった。2.5HDDを買ってFlacを全部入れる。2テラが8000円台で買えるとは恐ろしい世の中だね。現在1271枚持っていて、その中でmp3で購入したのは136枚。データとしては全部で420Gほど。


唯一の誤算、一般的なM3UのプレイリストはFlacのCUEファイルにちゃんと対応してない。このためアルバムの中の好きな曲だけプレイリストに入れて保存ができない。もちろん曲毎にFlacにすれば良いけど、そんな人いるのか? 曲毎に切り出すならMP3でいいし、それなら音楽再生専用PCにした意味ないから。ここは「たまにはアルバムをちゃんと聴きましょう」という意味かもね。
 

昨年から状況も変わったね。もうPi3しか買えない。音楽再生には高機能すぎるし、ゼロはAmazonでは暴利の出品しかない。そもそもI2S接続するには自分でハンダする必要あるからピンヘッダモデルを買った方が良いこの記事が日本TOPの内容だね。けど、ケースで15000円は高すぎるような。ノイズ防止のために金属ケースの意味は分かるけど、厚紙のケースにアルミテープを貼っても効果は同じような。。




リスト一覧

歌手名ごとの一覧です。新規のレビュー希望はこちらのコメントにお願いします。




出版前の《編集》の価値

「著名な文芸誌に連載を書いている人が職場にいる」って以前にも書いた件、季刊だった雑誌は高尚すぎて休刊したけど、同僚の記事は一冊の本として近々出版されるとのこと。以前に少しだけ雑誌掲載の件について聞いたけど、「プロの編集者にとことん赤を入れられる」と言ってた。単なるHPやBlogとの絶対的な違い。そんな厳しい世界を潜り抜けたら本サイトもメジャーになるかもね。うちの文章なんて30%も残ってないと思うけど、、、そこまで削らないとエゴは取れないと思ってた。

小田嶋さんの最近のコラムはかなり面白い。
出版事業は、現代の産業に見えて、その実、現場の仕事ぶりは、街のパン屋さんや畳屋さんとそんなに変わらない昔ながらの手作業に支えられている。一方で、10万部を超える書籍に関して言えば、「濡れ手で粟」ということわざが示唆する通りの利益率をもたらす。100万部超ということにでもなると、これはもう、よく使われる比喩なのだが「お札を刷ってるみたいなものだ」という次第のものになる。ということはつまり、出版という仕事は、その構造というのか前提自体がギャンブルなのである。
 《略》
 実際、出版は、甘えと思い上がりを産業化するための枠組みなのであり、それを実体を伴う事業として回転させるためには、強固な思い込みが不可欠だからだ。別の言葉でいえば、出版というのは、思い込みを商品化する過程なのである。それゆえ、10のうち9つまでが空振りであるのは、この事業の必然というのか、宿命ですらある。ただ、その10にひとつのヒットが、残りの9つの書き手を食いつながすことで、出版という魔法が成立していることを忘れてはならない。
 《略》
 私の場合について言えば、原稿を書いている時の私は、自信喪失に陥っていたり自己肥大していたりして、気分が安定していない。しかもそんなふうに自己評価が乱高下している状態でありながら、プライドだけは野放図に高走っていたりする。
 こういう人は、編集者がなだめすかして作業に没頭させないと自滅しかねない。「甘ったれるな」と言う人もあるだろう。
 が、さきほども申し上げた通り、出版というのは、甘えと思い上がりを産業化する事業なのであるからして、その中でコンダクターの役割を担う編集者には、ナースや保育士に近い資質が期待されるものなのだ。


ついつい太字にした。ずっとこういう文章を探していた。音楽よりも文章の方が本人のエゴが出やすいと思ってる。音楽においては本当に才能があればDevanteのようにジャケとタイトルだけ編集サイドの人間がコントロールすれば良い。中身は全部アーティストに任せて良い。けど文章がアウトプットならば中身にも手を入れる必要があると思ってる。

初めて他人に見せるまとまった文章を書いたのは高1の文集。頼まれて書いたからそのまま載った。高2の頃ちょうどスピリッツで連載が始まったアイ・ラブ・ユーに感動して読者コーナーに投稿した。このマンガを知ってる人も少ないと思うけど、名作です。そしたら雑誌に載った。3割ぐらい文章に手が入ってたかな。記念にテレフォンカードが贈られてきたけど、連載開始すぐだったので他のマンガのテレカ。。

普通ならばこのまま大学生の頃に好きな歌手について音楽雑誌に投稿して、批評家の最初の一歩を踏み出すのだと思う。そうやって僕より年上の人は全員歩いてきたのだと。ところが大学1年で2回入院して音楽の聴き方も変わった。B2(大学2年)の頃、マクナイトのAnytimeが発売される前かな、ナッツに昔のbmrを借りて哲章さんがマクナイトのデビュー作を褒めてる文章を見た。その哲章さんがbmrに書いてなかったから、書くことに対する興味がうせた。当時はbmrを定期的に読んでいたけど、R.の紹介で決別した。あの文章はホント酷かった。いつかR.の良さを訴えなくちゃいけないと思ったけど、今回のセックスカルト事件をみるとあのレビューも一面の真理をついてた。

結局、本気でエゴをゼロにして書いたのはStevie Wonderの"Innervisions"の書き直しだけ。あとはBoyzIIMenのクリスマスアルバム。あの文章はYahoo登録後の初投稿だったから気合入った。いや、違うな単にクリティカルな恋愛の場面とは結びついてないだけか。これらの曲と同じだけの深みを持ってるMarvin Gayeの"Here My Dear"は「そもそもニーズもない=どうせまともに聴いてる人もいない」と思っている時点で「甘えと思い上がり」。そこら辺を客観的に見ればこちらのコーナー
■セーフ
 未練切り、久保田の最高傑作か?、アドリブは歌手の命、彼らが一番優しいです、苦悩するTyrese、Why Christmas
 、独りっきりのAnniversary、重なる2つのNever、Soulに殉じてる、これはまさしく歌館

 ■微妙
 男のSink、哀しみに満ちた成功、今後を示唆する達観

 ■アウト
 大御所 最後の恋愛歌、Why Wonder Hard、Blance in Sex


個人的なことが入りすぎるとアウト。昔のInnervisionsはアウトだったから、それをセーフまで持っていくこと。そんな意味では、やっぱり次はHere My Dearなんだけど、このレベルで書き直すって普段の10倍疲れる。そこまでしてまでも書きなおすべきだんだけど、世間でMarvin GayeはWhat's Goin' Onどまり。だれもHere My Dearを隠れ名作とも思ってない。そりゃ、サビであんだけアンナ!!って吼えてるからなぁ。。

 




21:03 - "Outsiders"

男が透明感をKeepするには

 

このジャケには惹かれないし透明感も無い。けど2006年のデビュー作はジャケが凄く良かったから買った。ガツンときたけど吼えてるのは一緒に歌ってるプロデューサー。だからグループとしてはファンまで行かずに注目レベル。大きな期待はないけど、新作が出れば買う位置づけ。本作の良さは03:Priorityにつきる。VCを見るともう「おっさん」に近い。黄色人種以外は10代と20代の差が大きい。ヒゲが濃くなる時期の違いだと思ってる。見た目は「おっさん」でも曲だけ聴けば声の表情含めて15歳でもいける。男が歌う透明感のある曲としては、00'Sのインディーの傑作のL2にも近い。

 

この透明感のキープが謎だったけど、やっと分かった。

 

ということでYoutubeでPriorityを気に入った人は突き詰めてみてはどうでしょうか。続きは今度で。ちなみに2008年のTotal Attentionでは04:Hokdubg On To Youがイチオシ

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40過ぎたおっさんが今更こんなこと言うのもアホの極ですが(笑、個人的には「透明感」には敗北感がある。Keepできなかったから。それは高校生のときに同級生から言われた。「中学の頃、河合塾でみかけてた頃と全く印象違うじゃん。若井君は喋らなければいいのにねー」中学校の中では無理に居場所をつくるためには必要以上に喋っていたけど、土曜日の塾ではそんなに知り合いもいないし普通にしてた。高校になって無理に何かする必要もなくなったからマスカレイドをやめればよかったんだ。え、透明感があった証明?そんなのは1992年に4大グループの中でShaiを好きだった時点で明白と言いたいぞ。きっと高校の時にKolorzを聴かなくちゃダメだったんだね。。個人紹介では

1993〜5年(高校時代):
 AnniversaryやAALIYAHや12Play,Janet.などを聴いてました。
 高校卒業時にアルバム枚数は30〜40枚だったと思う

と書いてますが、やっぱりAALYAHも12Playも必要なかったのかもしれん。AALYAHは正しいAt Your Bestの聴き方があるし、12PlayはSadieをどれだけ聴き込めるかだけど、そんなの高校生じゃ気づかないよ。Anniversaryに拘ってJanet.のthe body that loves youを気に入った時点でセーフにして欲しいのだけど。。

 

 




Algebra - "Purpose"

男の約束、女のプライド

 

ごめん、ずっと気づかなかった。ちょっとだけ速度が遅くなってる。だから買った当初は気にとめなかった。 言い訳に近いのは分かっているけど、この曲を聴いて元歌を気づく人ってどれだけいるのだろう?

 

いまやっとラズパイ音楽環境に全作品の登録が終わって、最初のファイルから音確認で聴いてた。112のセルフタイトルが一番上にくる。流し始めると音の良さを確認しているつもりが、当時の記憶が多すぎて。それについては112のQMSDに追記しておきます。

 

だから逆にAから始める歌手名で聴きこんでなかった歌手を探したらalgebra。自動でとってきた歌手の画像が魅力的で、「誰だこれ?」状態。記憶になく慌ててAmazonでチェックしたら随分とジャケより大人っぽくなったね。00'S前半の女性歌手で、誰かから薦めてもらった記憶もある。最初に2,3回通して聴いてもイマイチ個性がに捉えどころがなくて、、なんとなくそのままになってたんだ。

 

部屋で聴きながら「そこそこ良いじゃん」と思っていたら6曲目でアウト。さすがに今回は一発で分かった。といってもTyreseのBlack-TYだっけ?とか探してて答えを見つけるのが遅れた。うちのサイトでアレだけ褒めてるから、来てる人の30%ぐらいはイントロテストで元歌が分かると思うのだけど。

 

続きはこんど。




R KellyはTalentをお蔵入りから発売しろ。それしか道は無い。

Yahooのニュースでも取り上げられるぐらいに話題になってるR Kellyのセックスカルト。R. KellyとBrian McknightとCalvin Richardsonのファンを自認している立場として、単に取り上げるだけでなく、そろそろ結論を書いておかなくては。。

詳細はこちらのようにサバイビング・Rケリーを見ないと分からないけど、R. Kellyの高校時代の恩師の意見を何よりも信じるし、だからこそファンであってもやっぱりアウト。きっとR. Kellyは物理的な拘束の有無で無罪を主張していそうだけど、問題はそこじゃない。精神的な支配は存在するし、その詳細は『マインドコントロール増補版』に書いてある。凄く良い本。


R Kellyは道を間違えた
 それは確実なのだから、何処で道を間違えたのか。

R. Kellyの一番深いところを共有した立場として、ちゃんと書いておかないと。R.を僕よりも聴きこんだ人はいないと思うから。そもそもR.の良さを訴えるのは、このサイトを作った理由の大きな一つ。

今となってはR. Kellyの人生において本当にチョコファクからの大ヒットが必要だったのか分からない。それがなければここまで世界的に著名にならなかったし、セックスカルトを作れるほどの名声も収入も達成できなかっただろう。けど、それは彼が治ったという意味でなく、単にできないだけ。するとチョコファクの大ヒットは本質じゃない。

 

本質はTalnetをお蔵入りしたこと。山ほど女性グループをデビューさせても、男性グループは無理だった。この試練を超えれないでチョコファクが大ヒットしたのが彼の間違いの第一歩なのだと。

このTalentのデビュー作がどれだけ大事かは以前に書いた。
I BelongとDon't Wantの最高傑作が収録されている。特にI Don't Wantの良さ
僕が持ってるこのアルバムを全曲Youtubeに勝手に投稿しようかと思うぐらい。いま、自分ができることってそれぐらい。それをするかどうかで迷ってます。
 




最近の読んでためになる記事

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190524-00283040-toyo-soci&p=4

面白い。音楽ビジネスについて語った部分の前後も面白い。

 

けどなぁ、結論が組み合わせによる希少性か。。

それじゃあ昔とりあげた100×100×100と一緒。

https://diamond.jp/articles/-/178417

 

まあそれしかないのかもしれないけどね。。

 

先日見た他の記事では、

「スポーツではあのイチローも引退する。けどお笑い司会者は業界を作った第一人者が未だに超現役(さんまとか)」

とか書いてあって妙に納得した。

 

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https://blogos.com/article/378684/

これも凄い面白い。80年代のMTVの歴史とHip-Hopの関連

 

https://kai-you.net/amp/article/64436

こちらはHip-Hopグラフィティーについて。

 

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[2019.06.09]

 以前にカリスマについて書いたけど、富永愛のこの記事は凄い。どっかのTV番組でモデルの卵たちに指導していて、その的確さと尊敬のされ方がカリスマレベルだと思ったけど、こういう幼年時代なのね。納得というべきか。

https://lite-ra.com/2014/10/post-590.html

 

 

 「これ以上するなら家財道具もって押しかけるわ」「浮気したらあなたを殺して私も死ぬわ」これをどれだけ相手に伝えれるかしかないから。そんな女の花道に誘うような作品ともいえる。そこも素晴らしい。

書いたことも何度かあるけど、実際に事件になると流石に驚く。

http://trend-journal.online/runauwaki

極論、あらかじめ言ってあるなら、お互いに自業自得だと思うけどね。別れ話を切り出されて犯行に及ぶのは問題外だが、そうじゃないなら男も覚悟の上からバレないと甘く考えたのか、どちらにしても男の落ち度。色々と調べるとホスト狂いが理由みたいだけど、それについてはこちらの連載をそのうち読む予定。

 




ロックが分化していく前の

 あまりに良い文章だからここにリンク貼っておきます。

http://ele-king.net/columns/006902/



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内田裕也に全く興味なかったし、お別れ会で長女が「安らかに眠るな。just Rock'nRoll!!」と言ったのを夜のニュースで知っても、「親に合わせて娘もか」ぐらいにしか思わなかった。けど、そのあと答辞を絶賛する記事が出て全文を読む気になった。確かにこれは物凄く良い文章
いつ噴火するか分からない火山であり、それと同時に溶岩の間で物ともせずに咲いた野花のように、すがすがしく無垢(むく)な存在
とか、それぞれの段落に輝く表現がある。著名なヒット曲が無いと聞いてたから「ロックンロール」というたびに違和感だったけど、この記事を見ると内田裕也が成してきたことが分かる。銃口に花束を、戦争ではなく愛をーー当初は左翼的なティーンの理想主義と共にあり、またその具現化でもあった。それでも内田裕也は、その英語圏を中心とした学生の美学と社会的な意識が畳み込まれたコンセプトを、日本という国に持ち込む際に十分な美意識と才能を持っていた。
という褒め言葉の凄さ。褒められた内田裕也も凄いし、この文章の著者も凄い。こういう文章を読めるだけで良い週末なんだと思う。

こちらの記事も良いんだよね。
内田はマスターテープを持ってアメリカの名門アトランティックレコード本社に単身向かい、契約を獲得する。1971年4月、「SATORI」はアトランティックレーベルから、アメリカ、カナダ、日本で同時発売という快挙。ヨーロッパでもシングルがリリースされた。ジョー山中のハイトーンボイスと石間秀樹の超絶ギターを核とするFTBは欧米で高く評価され、シングル「Satori Part 2」はカナダではトップ10に入るほどのヒットとなった。日本のロックが「ロックとして」初めて海外で成功を収めた事件と言っていいだろう。FTBはしばらくカナダに渡りアルバム制作やフェスティバルに出演し人気を博したが、1972年に帰国した内田は日本の状況に大きく落胆したという。FTBの海外での活躍はあまり伝わっておらず、当時の日本は吉田拓郎に代表されるフォークブームの真っ最中であり、共演が決まっていたThe Rolling Stonesの来日中止など、ロックには不幸な時代が続いた。
マジかよ。。日本でのヒットなんてまったく関係ない。誰だよ?ヒット曲が無いなんて言ったアホは。日本よりも海外で認められたと言えよ。

極めつけは島田陽子の言葉
wikipediaには映画『花園の迷宮』で共演した島田陽子と不倫していたが後に破局(DVもあった)。さらに内田が1991年東京都知事選挙に出馬した際、島田は内田に選挙カーを提供するなどの支援をしたが、この際方々から数億ともいわれる膨大な借金をし、破局後それに関するトラブルを多数引き起こしてしまい、現在に至るまで尾をひくこととなり、女優としてのキャリアに大きく影響したとまで書いてあるのに、そこまで褒めるのか。。あまりに引用が増えるのは良くないので、彼女の記事からはもって来ませんが、ほんとに読む価値がある。

wikipediaを読んでもそこまでポジティブな印象はうけなかったけど、これらの記事を読むと内田裕也の真の価値が伝わってくる。そもそも不倫とか愛人とかいう枠組に置くのが間違っている。音楽についても、このジャケの良さ。ジャケ買いできるレベル。座禅してる東アジアの修行僧の絵がナイス。二面性があり、奥には確固たる内向性があることが良く分かる。日本のロックを聴いても、このアルバムを聴いた事ない人は掘り下げが足らないんだね。久保田のあのUS盤を聴かずしてJ-R&Bとか言ってるレベルと同じなのだろう。

これだけ良質な情報を読むと分かる。
内田裕也はロックがBlack Musicから分化する前の状態が見えている。
 ロックを「ティーンの反抗」としか捉えてない人達と違う。

だから、どれだけエレキとボーカルのぶつかりあいが合わなくても、いつか聴かなくちゃね。

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それにしても最近、すぐにアクセス狙いのまとめ記事が増えるけど、そこで満足すると纏め記事を作った人以上の理解には行かないのを痛感。「深堀する」と決めるときの感性だけは磨かないとなぁ。今回はほんと探して良かった。


きききりんの態度がずっと謎だったけど、彼女は再婚なのか。なんかひとつ腑に落ちた。




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